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ばいばい、アース 下

ばいばい、アース 下

ばいばい、アース 下

作家
冲方丁
天野喜孝
出版社
KADOKAWA
発売日
2000-12-25
ISBN
9784048732468
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ばいばい、アース 下 / 感想・レビュー

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スケキヨ

壮大すぎるスケールで上巻に続き一気読み。疲労困憊です。前半~中盤の前半までは戦闘シーンとか凄く楽しんで読めました。でもそれから後は・・・正直、情景・心情・エピローグが細かすぎ、丁寧すぎ、説明調すぎでダレダレでした。取りあえず読了出来た事が嬉しいです。この世界観の装丁は天野さんでないとね!

2010/01/31

なしかれー

…長かった。。凄い達成感。下巻からは冲方文法に慣れてきたのかスピードアップ。SF的な背景なのに、物語はあくまでファンタジーというような世界の描かれ方に少しもやっとした思いが残るのだけれど、肝心なのは世界に自己の存在を問うベルの真摯な想いであるのだと思う。先は長いであろうベルの旅の様子も知りたいものだ。

2013/01/12

terataro

刻印、楽団、演算、反復と変化、回帰。理を求める一途で真っ直ぐで灼熱の心。読む頁全てに漏れなく、あらゆる分野の極彩色に散りばめられていて冲方氏がここに究極に濃縮されている。ため息しか出ない。八章【NOWHERE】九章【EREHWON】のタイトルセンスに脱帽。そして、旅は始まったばかり。夜明けが光に満ち溢れていた。

2012/10/22

源次/びめいだー

面白かったです。

2024/05/05

myaown

根底にあるのは成長過程で誰しもがぶつかる問題、つまり自分自身の存在意義を問う物語。それを扱う物語は数々あれどここまで真正面からそこを問う物語もない様に思う。世界観が複雑なだけにそうしたのか?と思えるほどだ。ヒロイックファンタジー的でもあるのだが、そう読んでしまうとベルの孤独が際立つだけにギネスとベネットに悪いだろうな。誰もがベルに何かを期待しつつも祭り上げない、自分は自分のできることをするだけだというその姿勢が好ましい。群像劇としてもとても楽しめた。下巻は一気読み。力が入っていたらしく本の重さに腕が疲れた

2017/04/11

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