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ドミノ

ドミノ

ドミノ

作家
恩田陸
出版社
角川書店
発売日
2001-07-27
ISBN
9784048733021
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ドミノ / 感想・レビュー

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旅するランナー

ドミノin東京駅。疾風怒濤のアクション・パニック・コメディ群像劇。主要登場人物27名+1匹。東京駅を縦横無尽に、人・モノ・金・ペットのダリオが右往左往する。いや~、痛快無比です! 19年ぶりの続編ドミノin上海のための準備復習として、宅配ピザ食べながら、是非ご高覧一読下さい。

2020/03/28

だまだまこ

これは傑作。登場人物一覧に出てくる人の数が多くて読むのを躊躇っていたが、読み始めてしまえば一人一人の物語のピースは色濃く、偶然に偶然が重なって「事件」が起こっていく様は圧巻。舞台のオーディションを受けた小学生、保険会社のOL、ミステリ好きの大学生、元警察官…など多彩な人々が巻き込まれていくこんな話よく作れるなぁ…と、とにかく驚きの連続。緊張感がある場面に、場違いな必死さが紛れ込むのがなんともシュールで爆笑しながら読んだ。新年1冊目、楽しい読書となった。

2019/01/04

ひめか*

久々の恩田作。こんなコメディ調の物語もあったのねと驚き。ドタバタ喜劇で人物が多いので混乱し、慣れるまでは何度も冒頭の登場人物紹介を見ながら読んだ。あまり好きではなく後半は読み飛ばしてしまったが、いろんな人々の出来事が繋がっていく過程が面白かった。年齢も仕事もばらばらな人々が同じ場所でそれぞれの形で事件に関わっていく。特に麻里花と玲菜が二人で毒カルピスや得意の演技で活躍していたのと、俳句サークルの一部メンバーが警視庁OBとして力を振るっていたのが印象的。現実でも知らぬ間に繋がってることがあるのかもしれない。

2023/11/01

オーウェン

ドミノin上海を読んだ後だったので、1作目を久々に読了。 28人の登場人物たちが東京駅及び、その周辺で様々に絡み合う。 時にコメディであり、時にサスペンスある展開。 多くが出るが混乱しないところは見事な書き分けだし、基本コミカルなので楽しく見られる。 バイク便や子役などが実に破天荒だし、警察OBやテロリストたちも個性豊か。 袋の中身が二転三転しての顛末も。 ラストの別のドミノが倒れる結末は結局描かれなかったわけだが、そういうのを想像するのも楽しい終わり方。

2022/03/05

mug

『ドミノin上海』からの『ドミノ』。 舞台は東京駅。 知っている登場人物を見つけ、 一気に恩田ワールドへ引き込まれる😆 少しずつ交わり合う登場人物達。 クライマックスにかけて一気に繋がるのが、 最高に面白い!! 読むスピードも上がる上がる。笑 いやぁ~、面白かった♡ また『ドミノin上海』読もうかな♪

2021/11/01

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