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薔薇いろのメランコリヤ

薔薇いろのメランコリヤ

薔薇いろのメランコリヤ

作家
小池真理子
水口 理恵子
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-10-30
ISBN
9784048733267
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薔薇いろのメランコリヤ / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

18才の野乃はある日詩人の新川エマに拾われる。そしてエマの男達と関係を持つようになり、エマからいろんな事を教わってゆくのだ。ところが野乃が恋した売れない詩人をエマも恋していた。それも心から。恋しくて、もう死んでしまいたくなる…。18歳のわたしはエマからすべてを学んだ…どんなふうに男から抱かれるのか、どんなふうに喘ぐのか、どうやって悦楽のさなかに落ちていくのか。H.ミラーより淫蕩、M.デュラスより甘く切なく、三島より艶やかな恋愛小説の豊饒なる未開地。極上の恋愛小説。

2001/11/17

おくちゃん🍎柳緑花紅

ちんぷんかんぷん・・・私には難しすぎた。ただ佐伯さんは凄いと思った。晋平の女を恋するためにだけある目ってどんな目なんだろう。

2012/10/03

まーこ

エマを目で追いかける野乃の視線は、たまらなくいやらしく好きでした。ストーリーは読み始めの期待していたものとは違い、私にはエマが途中から物分かり良く、大人しくなりすぎたように感じられてしまい残念でした。彼女の我儘や絶対的な魅力があるからこその作品だと思っているので、後半は気が抜けてしまい、私のなかでは印象の薄い作品となってしまいました。一番印象に残っているのはストーリーよりもエマの肉感的な唇です。小池真理子先生の表現は発情してしまいそうになります。

2016/08/27

赤い肉球

エマは真理子さん作品でも初めて登場したキャラクターなんじゃないでしょうか。ステキです。ドラマ化されたら、誰が演じるかなぁ…と色々妄想しました。

2004/01/01

☆カジュ☆

食べ物も洋服も男だって共有してきた二人が共有出来なかった…。女子力高いエマと野良猫が住み着いちゃったみたいな野乃の日常の気怠さが好き。誰だって一度は相手を想ってため息つき、我を忘れるような恋に落ちる事があるんだろう。だけどやっぱり追うより追われる恋愛が一番なのかな~とか考えてしまう終わりでした。

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