KADOKAWA Group

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マリア・プロジェクト

マリア・プロジェクト

マリア・プロジェクト

作家
楡周平
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-11-30
ISBN
9784048733304
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マリア・プロジェクト / 感想・レビュー

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朱音

現実と架空のギリギリのラインで「科学的にありそうな」点が実に怖いわけで。医学ミステリ・ホラーではちょくちょく使われ始めている素材なのでちょい点辛目に見てしまうのだけれど、なんだか男性作家が書いた本だよな~という印象で、なんか引っかかる。何がナンだというわけではないのだけれど。終盤のアクションは惹きこまれるのだが。

2010/12/04

テンプル

非常に難しい問題を題材にした小説でモラルとか倫理とかについてとても考えさせられました。狂った医者達についても病気を抱える親の立場になってみればすがりたくなってしまう気持ちもわからないでもありませんでした。

2010/03/26

りんこ

マリア=処女懐胎ってのは想像がつきましたが、ファンタジーな話ではなく、本当に合ってもおかしくない所が非常に怖かったです。それにあの医者たちの言い分も・・・。現代の医療があるのは先人たちが健康な人間を解剖し、体の機能やらなんやらを開明してきたからなのであって、つまり医学の発展に犠牲はつきもの・・・。なんだかなー・・・。あとストーリーとして終わり方が惜しい。

2011/11/23

ronny

強者が弱者を富者が貧者を食い物にするのは世の常であるだけに、現実に無さそうで有りそうで微妙で複雑な気分にさせられる。終盤のトンドの男たちの、体を張った「家族」の救出劇にはぐっとくる。敬虔なキリスト教徒が多く子供を大切にする気風のあるフィリピンで、このような事が起きてしまった事に何ともいえない皮肉を感じる。

2010/12/23

鈴と空

少々難しい部分もあって手こずったりもしたんだけど、それでも面白かった。人の気持ちに付け込む「狂気の科学者」がホントに厭。狂気の暴走は結局進歩を妨げると思う。

2009/02/19

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