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神は沈黙せず

神は沈黙せず

神は沈黙せず

作家
山本弘
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-11-01
ISBN
9784048734790
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神は沈黙せず / 感想・レビュー

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とも

★★★★★神とは何か、ということを科学、宗教、心理学、オカルト等多方面から検証し、最終的にひとつの結論を導き出す内容の、よくあるといえばよくあるSFであるが、知識の幅とある程度の深さを、読者にわかりやすく読ませる能力は圧巻といえよう。最終的な結論に、作者のモラルをうかがい知ることも出来、好感も持てる。

2014/12/22

紅はこべ

人間と神との関わりを厖大な量の蘊蓄を用いて描いた近未来小説。結論の神の正体、人間存在の理由は救いがない。壮大な規模の冗談とも受け取れる。初版が2003年なので、今読むと、この作品が描く近未来はややピントがズレている。結論的には気恥ずかしいくらい真っ当でした。

2009/11/05

タルシル📖ヨムノスキー

いやぁ、読み進めるのに苦労した。未確認飛行物体、異物降下現象、ポルターガイスト、UMA、幽霊、超能力、そして神の存在。これらについて、具体的な事例を挙げて詳しく説明されているが、コレがとにかく長い。マニアにとってはたまらないかもしれないが、素人にはちょっと敷居が高いかも。この説明の部分を減らしたら、多分ページ数は3分の2くらいになるのでは。物語は面白いのに、この辺りがちょっと残念。山本作品に度々登場する〝フェッセンデンの宇宙〟今度読んでみようか。ほんとネット社会は恐ろしい。「正しく生きられますように」。

2020/02/07

miroku

現実と仮想現実の境界。階層世界。超常現象。宇宙、そして神。膨大な情報の奔流と山本弘のセンス・オブ・ワンダーが、現実を侵食する。

2012/04/29

Porco

山本先生の作品は面白い! 宗教を扱った本作もすごい。記号着地能力のあるコンピュータって、今で言う、画像認識のディープラーニングをしたAIのこと?

2019/09/03

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