イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2
イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2 / 感想・レビュー
がたやぴん
シリーズ94。85作目の続編となる。続けて読むことをオススメします。飛行機がダメな光彦を海外で活躍させるために豪華客船を選んだのは流石の設定。前編では船上での事件を解決したが、伏線を回収させたのが今作。舞台がイタリアとは言え、派手なトリックを嫌う作者が選んで描いた内容はダン・ブラウンを彷彿させるような美術、宗教、歴史、思想などがパッケージされた謎に挑む光彦の姿。数多の探偵が持つような豊富な知識と論理性ではなく、感性と想像力を武器に推理を展開していく。
2015/06/24
Taka
安定の内田作品。追悼の意味も込めて。イタリアを舞台にしたスケールの大きい作品です。
2018/04/05
くろわっさん
シリーズ94作目。 過去と現在が絡み合い、物語が進む。 前作を読んでいなくても大丈夫な構成になっています。 イタリアの紹介があり、殺人が起きる。 やはり悪人は殺されても致し方がないという考え方は合わない。 聖骸布の話がメインとなり、話は壮大になりました。 老人にしては皆フットワーク軽い。 妹は何者だ。
2020/04/15
Yukihiro Fujii
浅見光彦シリーズ作品 イタリア トスカーナ地方で発生した事件を解決へと導いていく 日本人が関係した殺人事件と法王庁の秘蔵品の行方が複雑にからんでいくが・・・ 抜群の推理力がその解決へと・・・
2014/10/22
kabeo
ややこしい話で途中、よく分からなくなっていたが、最終章とエピローグでスッキリ。日本赤軍の絡みなど、モデルとなる事件があったのか?イタリア、トスカーナ地方を舞台にした、スケールの大きな話でした。ヒロイン:野瀬真抄子。
2017/12/10
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