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ぼくは悪党になりたい

ぼくは悪党になりたい

ぼくは悪党になりたい

作家
笹生陽子
大島依提亜
出版社
KADOKAWA
発売日
2004-06-30
ISBN
9784048735353
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ぼくは悪党になりたい / 感想・レビュー

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真理そら

『ギルバート・グレイプ』を観て主人公に感情移入して涙を流す男子高校生・エイジ。シングルマザーの母は仕事も忙しいが女としても奔放に生きている。そのためエイジ17歳は家事と弟の世話で忙しい。母は逞しいがこれは一種の育児放棄では?と思いつつ読み進み、エイジが家出したくなる気持ちも分かる、が、家出も遠慮がちなのがおもしろい。この環境でなんとなく過ごしているエイジが基本的にいい子なのは可愛がって育ててくれた祖父のおかげだろう。今後は杉尾さんがいいように使われて悪党になりたいと思うようになるかも。

2024/09/27

おれんじぺこ♪(16年生)

一人の男子高校生の話。サクッと読めるけど、個人的にはイマイチかな

2015/02/23

あー

図書館でジャケ借り。とても読みやすくて、楽しく驚きながら読んだ。良い少年だからこそ悪党になりたくなったのか~。最後は一安心。

2020/11/26

chii

兎丸エイジ17才。母親は未婚の母で、バイヤーの仕事で長期海外出張中。高校に通い、家事全般を担当し、8才下の異父弟ヒロトの世話までしている。ある日ヒロトが水疱瘡になり、母親の緊急時用のアドレス帳から家から近い杉尾さんという人に電話をかけたことから、ヒロトの平凡な日常が狂いはじめちゃうお話。「どうして僕だけ?」って思って何かやらかしたくなっちゃうよね~。悪党になりきれないエイジを応援したくなっちゃいます。

2010/11/13

ららぴぴ

この主人公、序盤から母親ほどじゃないけどわりと好きに生きてると思う・・・苦労してるけど。そして杉尾さんの言葉だけでよく父親だって事わかったよな・・・半分外れてたけど。なんだかあまり好きになれなかった。

2014/06/13

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