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曠吉の恋: 昭和人情馬鹿物語

曠吉の恋: 昭和人情馬鹿物語

曠吉の恋: 昭和人情馬鹿物語

作家
久世光彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2004-12-01
ISBN
9784048735711
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曠吉の恋: 昭和人情馬鹿物語 / 感想・レビュー

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林 一歩

川口松太郎氏へのオマージュ。歳上の姐さんに惚れては痛い目に遭う主人公の姿は滑稽ではあるが、思えば十代のひよっこは粋な姐さんに憧れるものである。

2014/07/05

やまちゃん

廣吉、ほんとイイ奴です(^^) こんな可愛い男がいたら、まぁ、お姉さん方は放っておかないでしょうね(笑) 背伸びしてるくせに隙だらけで、嘘のつけない馬鹿正直者で。お涼さんの存在がとんでもなく大きく格好良くて、粋なこのお姉さんが大好きになりました!家族のあり方も妙にあっけらかんとしていて、深刻な話も陰湿にならない。この時代の性に対してのおおらかで、自由な感じが好きです。現代よりよっぽど進歩的\(^-^)/ 廣吉シリーズとしてあったなら、何冊も読みたいです。面白かった~!!

2014/08/09

ミメイ

☆4久世さんが好きだった「川口松太郎」の「人情馬鹿物語」へのオマージュとでもいう作品。が、少年が大人になっていく過程の描き方は、どこか妖しく艶っぽくて、その辺りは久世ワールドならではのものが。ドラマの向田邦子新春シリーズは少女の視点から描いたものだけれど、その少年版(時代や設定は違うけれど)という趣きもあり。

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