赤に捧げる殺意
赤に捧げる殺意 / 感想・レビュー
あつひめ
偶然手にした1冊でしたが、なかなかどうして・・・とても楽しませていただきました。名探偵の謎解き勝負のようで・・・。面白かった~。ミステリー作品はあまり読んでいなかったのですが、こういうアンソロジー的なものも十分作家さんの個性を発揮できますね。「青に捧げる悪夢」というのも出ているとか・・・こちらもぜひ読んでみたいです。赤川次郎さんの「命の恩人」鯨統一郎さんの「Aは安楽椅子のA」が印象的。さっそく青を予約しなくちゃ!!
2011/03/19
みさどん
本題の意味はよくわからない。どれもなかなかスッキリした犯人探しができていた。短編での殺人事件解決だから成り行きが早い。どれも異常な世界ではある。殺人ばかり起きるのだもの。出てくる人たちが特殊な名前というのにはかなり抵抗があるのだ。普通じゃないと、特殊な世界にしか思えない。
2024/06/28
那由多
有栖川有栖さんと麻耶雄嵩さん目当てでしたが、全員好きな作家さんだったので甲乙つけがたし。アンソロミステリーとして、誰にでもオススメできる一冊でした。
2019/02/19
ふう
「青」もあるらしいがあんまり惹かれるメンツじゃないかなぁ(おい)なんて思いながら読んだけど、こっちもさほど面白くもなくて残念(おいおい)。色々な探偵が登場するがこの本からはドキッとするような出会いは期待できないような。そんな中意外と良かったのが赤川次郎。つかどれにも全然「赤」要素なかったんだけどいいのか?w
2017/06/01
オーウェン
基本は探偵や刑事たちによるミステリのアンソロジー。引き付けられるのは作者特有の名探偵たち。火村シリーズでは現場に残されたダイイングメッセージ。そしてムンクの叫びが重要なキーワードに。対しては銘探偵の方のメルカトル鮎。 こちらはシリーズでも珍しいほどに、美袋とメルカトルのやり取りが楽しい一作。更に解決のためそこまでするかというメルカトルのやり口が執念を感じさせる。 残りの作家さんも楽しめるが、バカミス作家の霞さんと鯨さんが揃っているというのは意外。シリーズとしてもう1作あるみたいなので、そちらも読みたい。
2018/06/13
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