ライヴ
ライヴ / 感想・レビュー
鈴本優歌
設定は2010年。本当にこれが現実になっていなくてよかったと心の底から思った。それだけの力が山田先生にはあるっていうことだろうな。完敗です!そして、気付かされた自分の中の闇。自分は、この話で詳しく取り上げられた登場人物にしか感情移入ができなかった。例えば、的場に左腕を刺された4番。私は彼に直人や柄澤、二宮、九条たちと同様に「頑張れ」「刺されないで」などと思うことができなかった。山田先生は人間の中身を分かっていて、それを人間から引き出すのがうまいように思える。
2015/08/18
maiko
最後、あっさり終わっちゃつた感はあるが、山田さん作品の中でも結構面白かったと思う(^^)たくさんの登場人物も自然に覚えられてたし。復讐にかられる一人の競技者が、こわいけど話の中でのいいアクセントになったと思う。その後が気になる。
2012/12/05
a3h2m3-723
最後は意外でした。もっとドキドキするような内容だったらな。
2012/10/04
木っ端みじんこ(感想は自分用メモ)
【2016_024】
2016/03/20
ぽんぽんちかぽん
久々の山田さん。感情移入の出来ない主要人物、共感のしようがない悪役。なのにグイグイ引っ張る感じはいつも通りでした。山田さんの本の登場人物は「理不尽な事」をうむをいわさず押し付けられます。従わないといけない「理不尽な事」は普通に生活してても色々ありますが、主人公たちはそれと比較にならないほど大きな「理不尽な事」を押し付けられ、怒り、苦しみます。色んな納得のいかない怒りを抱えているときは山田さんの本の登場人物と一緒に怒ってみようかな。
2012/07/01
感想・レビューをもっと見る