血と聖
血と聖 / 感想・レビュー
りー
カトリックの戒律では神父は不犯を求められる。何でだろう?女が怖いのか?いや女を求めずにいられない自分が怖いのか?翻って、多神教の世界の多くでは、性欲は肯定される。現世の快楽よりも、法悦を求めるって、それの何が有りがたくて偉いの??……っていう感じのお話でした。仏教では更に明確に女性を拒む。生命を生み出す性に何故そこまで否定的なのか、まだ納得できる回答に私は出会ったことが無い。
2023/02/07
mari
16世紀末のイタリアの聖ロレンツォ教会を舞台にした娘と修道士の禁断の恋。とても薄い本で字も大きいのになぜか読後感はドシンとしている。
2013/01/30
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
sexを否定する宗教って何だろうって思うわ。
2016/03/07
かりん
豪商の娘「タミラ」と修道士「アルノルファ」の禁断の恋。我がまま娘「タミラ」の暴走にしか思えなかったし、先が見える展開でイマイチに思う。
2015/04/16
アヤネ
16世紀末イタリア。田舎町に疎開した豪商の娘タミラ。町の修道院に住むドナート神父の噂を聞き訪ね、修道士アルノルフォと出会う。。。中編。禁断の恋に苦しむタミラに、鬱々となった。読後感がなんともいえず、ずっしり感。さすがに坂東氏だ。ドナート神父には実在のモデルがいて『空飛ぶ修道士』と呼ばれたらしい。
2013/04/18
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