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ほどけるとける

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作家
大島真寿美
出版社
KADOKAWA
発売日
2006-07-01
ISBN
9784048736961
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ほどけるとける / 感想・レビュー

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yanae

数年来の積読本。ようやく読めた。大島さんの暖かい世界観が出ている一冊でした。とたも読みやすかった。人間関係に疲れて高校をやめて、その後は仕事も続かず、人生お先真っ暗状態で祖父の銭湯のアルバイトを始めた美和。常連客や家族とふれあっていくうちにだんだんと未来が見えてくる。大きな動きがある訳じゃないけど、こういうじっくり変わっていく系のお話は個人的に好みです。優しい文章でほっこりしました。

2018/02/04

ぶんこ

目的もなく、何と無く高校を中退した美和さん。 無気力で覇気の無い生活ぶりに共感出来るわけもなく、無駄に文字数を増やしていると思える文章にイライラしながらも読み進めました。 他の作品のスピンオフだったようで、その作品を知らないからか面白くなく、他の方の感想のようには感じられなかったのが残念です。 マッサージに情熱を持てるようになってからは安心しましたが、そこに至るまでの異性とのお付き合いの軽さには共感出来ませんでした。

2015/09/16

るぴん

図書館本。『戦友の恋』の姉妹編。大和湯の孫娘・美和が主人公。他人との関わりが煩わしくて高校を中退し、大和湯でバイトする美和。最初は目的もなく中退した彼女に危うさを感じたけど、人と出会い、人と関わっていくことで天職を見つけ、変わっていく。こちらでは佐紀が友を亡くし、大きな喪失感を持つことは語られない。美和から見た佐紀は、気楽に生きてるようだけど、仕事を持って1人でしっかり生きてる先輩という感じかな。『戦友の恋』の佐紀や美和、君津を比べて読むと、感じ方が違って面白い。人生はRPGで学べると言う弟がいいキャラ♫

2016/11/28

coco夏ko10角

高校を中退して祖父がやっている銭湯を手伝っている少女。時々湯気のような読み心地。弟・智也のキャラがよかった。佐紀さんがちょっと気になるので『戦友の恋』もそのうち読んでみたい。

2016/05/21

おれんじぺこ♪(16年生)

薄い本だなぁ…と図書館で手に取ったのですが、スピンオフだったとは…(笑)主人公の美和ちゃんの考えがはじめのうちは理解できなかったけれど、マッサージの学校へ行く、と決めた辺りからよかった。目的意識を持つということはいいことですね。ゲームばかりしてる弟がなかなか良いこというのもよかった。佐紀さんが主人公の方も読まなくちゃ

2014/02/19

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