極上掌篇小説
極上掌篇小説 / 感想・レビュー
あつひめ
偶然、この本の存在を知り図書館に予約。手に取ってビックリしました。真っ赤なんですもの。30人の著名人の作品を1冊で味わえてしまうのは本当に贅沢。ただ、数ページずつの短さの中に凝縮されているので頭を切り替えながら次の作家さんの作品に移らないと頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。中盤がかなりきつかったかな…。不思議さ不気味さが似通っているものが続くと。やはり、本を見てビックリした後すぐに読んだいしいさんの「ミケーネ」と伊集院さんの「仔犬のお礼」が印象的。こういうアンソロジーではどの部分の掲載されるかも大事?
2011/07/24
ジュール リブレ
掌編小説=ショートショートなんですね。短く紡がれたアンソロジー。ぜいたくなつくりです。途中で食べ飽きることもあったけど、また後半、盛り上がってきました。
2011/05/17
のこ
現代の名手30名による、極上の掌編小説。厳密な規定(枚数やテーマ等)はないようで、長さもいろいろ、ジャンルも様々。「宇宙」と帯にありましたが、なるほど捉えどころのない、しかしとすんと落ちるような重さを持った短編集です。心なしか暗めのお話が多かったような。ページをめくり、様々な作品に出会うのは、さながら形の違うドアを開けていくよう。次々に見せられる色も形も匂いも違う作品たちに、もっと触れていたいと思いました。
2013/11/17
kane_katu
★★★☆☆図書館でたまたま目について借りた本。この作者らしいなという話もあれば、この作者こういうのも書くんだという話もあった。1篇1篇がとても短いので、面白くないものがあっても、それほど腹は立たない。全体的にはなかなか良かったね。
2017/05/11
merry
雑誌に連載されていたのを一冊にまとめたもの。かなり短めなのに、どの作品も作家さんの色が良く出ている。新しい出会いは無かったものの、なかなか楽しめました。
2013/11/16
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