KADOKAWA Group

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螺鈿迷宮

螺鈿迷宮

螺鈿迷宮

作家
海堂尊
出版社
KADOKAWA
発売日
2006-11-30
ISBN
9784048737395
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螺鈿迷宮 / 感想・レビュー

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抹茶モナカ

自殺幇助と終末医療。そして、復讐の物語。文体が若々しくて、読んでいる方が照れる。全体的に、割り切れない現実を描いているので、白鳥調査官が頑張る姿にもスカッと出来ない。この作品を読んで、読書メーターの皆さんの感想を見ていて、海堂尊さんの作品を『桜宮サーガ』と呼ぶのを知りました。

2013/11/23

ダイ@2019.11.2~一時休止

桜宮篇その1。医学生が主人公で舞台は碧翠院。最後の展開にビックリで面白かった。

2014/04/20

みゆ

図書館本が途切れたので本棚再読。桜宮サーガ3作目、マイナーなんだけど、私は結構好き♡ 部屋いっぱいに並ぶ青バケツの正体には慄然とするが、淡々と描けるのは現役医師・海堂さんならではと思う。全体的に暗めなお話をパッと明るくるのが医師として潜入した白鳥室長。皮膚科医・白鳥先生のトンデモぶりは精神科医・伊良部先生に引けを取りませんでした。この二人直接対決させてみたい(笑)

2023/08/18

しろいるか

作品のリンクがわかっていながら『イノセント・ゲリラの祝祭』を先に読むという禁じ手を犯してしまい、結末ネタバレ状態で読んだ本作だったが、悪の巣窟へ潜入する主人公に忍び寄る魔の手・・的なミステリ定番のドキドキは十分楽しめた。『イノセント~』の後だけに分かりやすさもひとしお。姫宮がとても魅力的に描かれてて良かった。天馬と桜宮家の因縁がやや無理やりかと思ったけど、桜宮病院の闇や院長の医療に対する先見性など総じて読み応えを感じた。そして最後の「詰めが甘いんだから」・・迷宮からまだ抜け出せない。

2009/12/06

ともくん

螺鈿――― 貝殻で模様を作り、器などに貼っていく。 美しい嘘で飾り立て、本質を見えなくしてしまう。 幾重も塗り固めた嘘の螺鈿細工。 本当のことは、何なのか。 それを知っている人物は。 螺鈿の虹の光は、何を照らし出すのか――

2018/09/14

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