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前巷説百物語 (怪BOOKS)

前巷説百物語 (怪BOOKS)

前巷説百物語 (怪BOOKS)

作家
京極夏彦
出版社
角川書店
発売日
2007-04-01
ISBN
9784048737692
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前巷説百物語 (怪BOOKS) / 感想・レビュー

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優希

巷説シリーズの原点的作品と言えるでしょう。江戸時代を舞台に、若い又市さんが活躍します。まだ青さがあるせいか、失敗や反省することが多いのが微笑ましいけれど重く感じます。拙さが見られるだけに、他の作品の又市さんが成長したなと思えるのかもしれません。義理と人情で果敢に事件を解決しようとする姿が恰好良いです。歯がゆさもありつつ、魅力のある又市さんを堪能できました。

2017/07/18

優希

再読です。江戸時代を舞台に若き又市さんの物語。まだ青さが感じられ、失敗や反省ばかりなのが微笑ましかったです。義理と人情で果敢に事件を解き明かそうとする姿は格好良いのですけどね。又市さんの魅力を堪能しました。

2023/12/31

藤月はな(灯れ松明の火)

又市が御行になるきっかけを描いた作品。まだ、上手く、立ち回れずに人の死に対しても蟠りを感じる若き日の又市の青さが素敵です。「旧鼠」での又市と共に仕事を請け負い、日々を過ごした者達の死は心にしんしんと染み入るほど悲しかったです。又市はこの出来事から周りを丸く、治める仕掛けを責任もって施す覚悟に胸を打たれました。

2010/11/02

たかゆき

再読。エピソード0ということもあり仕掛けは悉く拙く又市も失敗と反省ばかりなのでシリーズの中でも特に重い。初読の際はその重さに引きずられ良い印象は薄かったが、少し余裕を持って見れた再読は、又市のヨチヨチ歩きのような成長を微笑ましく感じれた。謎の親心w 市原隼人

2016/11/26

よむよむ

巷説を初めて読んだ時は、少し難解な感じがしてあまり楽しめなかった。でも続、後と続いて、面白さがわかってきたところにコレ。言い方がおかしいけど、内容がすごくやわらかく感じるのは気のせい?又市が隣でしゃべっているような感覚がありました。若い時から達観してたのね~又さん。そして何人かの方と同じように、山崎様のキャラが秀逸!もっともっと活躍を見たかった・・・真に無念!

2010/03/17

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