遠まわりする雛
遠まわりする雛 / 感想・レビュー
takaC
あれ?一冊飛ばしちゃったみたいだ。まあ、いいか。順番に読まなくてもあまり問題ない感じだったし。
2018/05/23
KAZOO
米澤さんの短編集でした。シリーズのなかの1冊であるということが読後にわかって、ほかの3冊も読まなければ、という気になりました。米澤さんの本はあまり読んでいないのですがこのような高校生が主人公のような本を書いていたとは思いませんでした。
2016/04/16
七色一味
えっと、読破です。昨日だったと思うんですが、まぁ、いいや。読み始めてすぐに。あぁ、これって実は、理屈ばかりこねまわすけど不器用な男子高校生の恋愛物語だったんだね、ということに気がついた、と言いますか──。しかもなんだか、妙にシリアスなんだけどギャグになっていて、電車の中で読んでいて、思わず顔が綻んでしまいまして、慌てて口元を引き締める、という動作を何度も繰り返してしまいました。短編ということで、本当にコンパクトに、でも素晴らしく読み応えのある形になっていて、絶対オススメの一品です^^
2012/03/09
エンブレムT
シリーズの3と4を読了して、作者の凄さを実感。何が凄いって、過去に解決した事件について興味を持たせつつもネタバレが一切ない描き方!!これはシリーズの1と2を未読だからこその感想かな(笑)この本は、ホータロー達が神山高校の古典部員として過ごす1年間を描いた短編集。彼等が遭遇するのは、ミステリに満ちた日常の謎。謎解きも鮮やかで面白いけど、徐々に変化していくメンバーの心境と関係性が、まさに「わたし、気になるんです」状態。このまま新刊に走ってしまいそうです。。。
2010/07/17
しろいるか
古典部シリーズ第4弾は短編集。高校入学すぐの話から、梅雨時、夏休み、秋、初詣、バレンタインそして雛祭と季節感溢れる1年間を描いた7編。普段は感情表現ですら省エネ志向のホータローが千反田さんの非日常な姿にちょっとときめいたり、飄々としている里志も実は恋とポリシーの板挟みに悩んでたり、青春っていう感じで微笑ましかった。でもふくちゃん、考え過ぎなんじゃない?摩耶花が可哀想。今を大切にしないと!ホータローと千反田さんが密室で二人っきりになっちゃう『あきましておめでとう』はちょっとドキドキ。
2011/03/27
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