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ホルモー六景

ホルモー六景

ホルモー六景

作家
万城目学
岩瀬 聡
出版社
角川書店
発売日
2007-11-22
ISBN
9784048738149
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ホルモー六景 / 感想・レビュー

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とら

「鴨川ホルモー」のスピンオフだけれど、本編を振り返っているみたいで、自分の思い出の様に思えてきた。微笑ましいですね~^^主流の京都大学青竜会のことだけではなく、他のサークルの物語があったりその後の物語があったりと、色んな視点からのホルモーを見れますw結局あれなんですよね、どんなサークル、学校に入っても、楽しければ良いんです!自分が後悔してなければ、大人になっても思い出したり、その時の仲間と集まったりして笑い合うことが出来れば、そんなに良いことはないと思う。もっとホルモーの世界に浸かっていたいです。

2012/04/03

kishikan

前作「鴨川ホルモー」とは異なり、個々の登場人物の物語。鴨川ホルモーを読んだ人には、なるほどそうだったのか、と思わせたりする場面もあるが、全体としてはいまいち~なぁ。とはいってもホルモー愛好者・研究者には必読かもしれない。それに、第六景「長持ちの恋」には感動、涙なしにはいられない。これだけでも購入した価値あり。この一作だけで評価は二つアーップ!

2007/12/11

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

図書館**恋愛ホルモー**千年の都、京都を席巻する謎の競技"ホルモー" それに関わる少年少女たちの、オモシロせつない恋模様を描いた奇想青春小説!恋愛度200%アップで帰参!まさか、アイツにまで春が来るとは!!(紹介文・他より)――素晴らしいラブコメ!個人的な恋愛観ですが、恋愛はゴールではなく恋愛の先にある人生が、以前のものより素晴らしくなるからこそ恋愛に価値があると思っています。彼ら彼女らのこれからは、ハチャメチャでありながらも、きっと素晴らしいものでしょう!短編にしておくのはもったいない出来栄えの良書!

2013/06/01

れみ

鴨川ホルモーのスピンオフのお話が6つ。時系列が行ったり来たりするのを、ああこれはあの辺りのお話だなあと思ったり、他のお話と交錯してたりするのを発見するのが面白い。ラストの「長持の恋」は終盤切なくホロリとさせられた。あと個人的には去年の大河ドラマ「八重の桜」で同志社大学ができるまでを見ていたせいか「同志社大学黄竜陣」がすごく気になった。ここの大学で“Joe(ジョー)”といえばあの人しかいないよ~!サツマはさつま芋じゃないよ~!と留学生より日本史に疎い主人公・巴にヤキモキさせられる(^_^;)

2014/01/21

藤枝梅安

「鴨川ホルモー」外伝。6つの短編から成る。ホルモーに関わってしまったさまざまな人物を描き、それぞれの人生がクロスする。「定子」と「彰子」という二人の女子大生や「檸檬」を執筆した時代の梶井基次郎が登場したり、新島譲とクラーク博士の書状が出てきたり、それを保管しているのは桂大五郎(小五郎じゃなくて)であったり、登場人物が「酒井、本多、榊原、井伊」など徳川譜代の家臣であったり、天正10年、本能寺の変で殺された信長の小姓と細川珠実という名の現代女性の不思議な文通など、歴史上の人物を連想させる名前が多数登場する。

2010/11/03

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