KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

さいはての彼女

さいはての彼女

さいはての彼女

作家
原田マハ
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-09-26
ISBN
9784048738774
amazonで購入する

さいはての彼女 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

takaC

こないだ読んだ短編集『ごめん』より面白かった&良かった。やっぱり不倫の絡む話はすっきり読めないから。で、これは独立短編集かと思いきや最初と最後の話は連続してて4編通しのテーマが分かったような分からなかったような感じ。佐々木凪(ナギ)>鈴木涼香(さいはて)>佐々木道代(風)>陣野志保(クレーン)>波口喜美(手紙)、かな。

2014/08/24

再び読書

思わずハーレーに乗りたくなる、と言っても免許も無いのですが。でも、それだけ、直接的ではないが、ハーレーの魅力を感じる。ただ、バイクだけではなく、人の接し方がハーレー乗りに憧れるほど、心地よい。また、最後にナギや、その母に戻ってくる話が嬉しい。肩肘張って生きている日本の会社の女性の、頑張りに応援してくれる、エールを送る短編集。読んで良かったと本当に思えた本。

2014/02/11

紫 綺

文庫本にて読了。若い頃はバイク乗りだったが、ハーレーユーザーは独特だったなあ。BGMは浜田省吾の「風を感じて」。いつまでも走り続ける、風を感じていたい。

2017/07/09

ユザキ部長

短編。ちょっとだけドロップアウト気味の女性。でも見方を変えれば生き方はイロイロ。走り続ける事も楽しい。足掻くことも一つ。人生の真昼でも黄昏でもない、けだるい午後三時を味わう感じ。また聴覚障害者のナギはハーレー乗りとして速いのなんの。線なんてすぐに乗り越えてく。まさにボーダーレス。

2017/05/21

新地学@児童書病発動中

短編集。さいはてと名付けられたハーレー乗りのナギと呼ばれる女性が出てくる2つの短編が、特に気に入った。人と人の間にある心のバリアを、軽やかに乗り越えしまう彼女の生き方が清々しい。初めて読んだ原田さんの本だったが、気に入ったもので他の本も読んでみようと思った。

2014/08/06

感想・レビューをもっと見る