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作家
鈴木光司
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-12-19
ISBN
9784048739122
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エッジ 上 / 感想・レビュー

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PSV

これは、流水大説か?風呂敷の広げ方が半端ないぞ。「リング」のイメージで読んでいると、思わぬ形で足もとすくわれます。面白いか面白くないかでいえば、十分面白いです。  ★★★☆☆

2012/05/13

ぐうぐう

鈴木光司の不幸は、『リング』シリーズが歪んだ形で世間に認知されてしまったことだ。『リング』は心霊的なホラーと思わせながら、実はそうではないことが続編『らせん』によって明かされるが、世間としては映画版の影響もあって、『リング』と言えば貞子という霊と直結されてしまっている(事実、霊的要素を求める観客(読者)の期待に応えるべく、映画『リング2』を製作するにあたって、映画版『らせん』はなかったものにされてしまった)。(つづく)

2016/04/26

東京湾

「人類はこれまでに一度も崩れたことのない橋を渡っているに過ぎない」人間の失踪、天体の消滅、円周率の異常。徐々に綻び出す世界から、宇宙の根幹の不安定さ、その恐怖と未知、探求を描く大作。上巻だけで既に圧倒されてしまう。著者が丹念に調べ上げた上で書きあげられていることがわかる内容だ。ミステリー、ホラー、SFと様々な要素が織り込まれた上で、読者を不安の渦へと誘う。揺らぐ世界と次々に浮かび上がる謎に、この先いったい何が待ち受けているのか。下巻へ

2017/07/05

エスパー

 昔、父が失踪した経験を持つ主人公がルポライターとして、不可解な失踪事件を追っているうちに新たな事実が判明していく。オカルトなのか科学的なのかよくわからない話の進み方で引き込まれていきました。1Q84を彷彿とさせるような独特の世界観。気持ち悪い描写はさすが。下巻に期待。

2015/10/12

yukari

原因不明の集団失踪をテーマに扱ったSFホラー。ホラー的要素は「リング」などよりも少ないが、物理や宇宙科学などの興味深い話がふんだんに出てきて面白い。物語として下巻でどう展開していくのか楽しみだ。

2013/02/18

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