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怪談熱

怪談熱

怪談熱

作家
福澤徹三
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2009-02-28
ISBN
9784048739252
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怪談熱 / 感想・レビュー

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うさっち

怪談短編集。実話怪談作家が執筆中に金縛りや家鳴りにあい高熱を出すと言ういかにもな話やミステリーなど色々な怖さのある作品。「ドラキュラの家」「再会」「最後の礼拝」が面白かったけど、ひょっとしたら実際どこかにありそうな「猿島」が一番リアルで怖い。気軽に海外旅行なんて行けそうにない。

2015/04/03

HITOMI

9話からなら短編集。霊のせいか気のせいか悪夢の中でもがくような話や、遠い昔の不思議な話、突然犯罪者にされる恐怖、見知らぬ海外での予期せぬトラブル、怖い話って幽霊だけでなくそこかしこに存在するものだと再認識させられます。ジワジワ恐怖に包まれて精神的に寒々としたラスト…◎。ご馳走様でした。

2016/05/17

tomomo

図書館本 ⁡ 久々のホラー 謎に怖い話も、人間怖い話も有りの1冊⁡ ⁡ どれも実際にありそうで…⁡ (「花冷えの儀式」だけは実際に起こって欲しくない)⁡ 比べてしまうと、絶対に起こりそうにないお話より、人間怖いお話の方がやっぱり怖い 「再会」のどんでん返しには、びっくりさせられたし満足 ⁡ 福澤さんの文章って難しくないから好きだな…⁡ ⁡ 少しずつ暑くなっていく季節に、ゾワゾワできる1冊〜⁡

2022/05/09

ザ ネ

夏の蟲、再会、最後の礼拝が面白かった!狂人と幽霊、集団心理、変なルールと色々な恐怖があった。結局は人間が1番怖いって事か…怪談熱は著者の体験だったら、毎回怪談書いたり集めたりするのは命懸けなんですね。福澤さんの無事を祈りつつ、これからも怪談で読者の私たちを命懸けで楽しませて下さい( ;∀;)

2019/01/29

猪子

怪談を読んでスカッとしたいというのもおかしな話ですが、胸糞が悪くなる読後感の話が多いです。中でも、家族が転がり落ちるように不運に見舞われる『猿島』は本当に嫌だったな。海外に行く予定はないけど、実際に自分の身に降りかかってきたらどうしようかと思ってしまった。

2022/05/26

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