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白雪堂

白雪堂

白雪堂

作家
瀧羽麻子
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2009-07-01
ISBN
9784048739559
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白雪堂 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

瀧羽さんのお仕事小説で今作は化粧品メーカーが舞台です。相変わらず読みやすく、キャラもしっかりと確立していて良かったです。仕事に対するひたむきでまっすぐな情熱のルーキー「幸子」さんとしっかりものの先輩「槇」さんとのコンビが痛快でした。イヤミと思われる課長も実は気づきにくいところで人情肌で、ほっこりします。本文で「仕事の面白さはチームワークにあり、仕事の中身として何をやるかも重要だけど、誰と組んでやるかが大切」とあり、深く考えさせられました。失敗を恐れず、自分を、そしてチームや相棒を信じるって大切ですよね。

2015/12/07

七色一味

読破。なんというか、お仕事小説なんですが、どうも起伏の少なさが気になるというか…。企業合併、産業スパイ、新製品開発…。結構お仕事小説的にはオイシイテーマが盛り込まれていますし、恋人とのスレ違い、ちょっと気になる新しい男の同僚なんて、恋愛小説的にもスタンダードな内容も盛り込まれていますが…。だからこそどっちつかずになってしまっているのでしょうかねぇ。まぁ、悪い作品ではないですが…。いい意味での開き直りが欲しいですかねぇ。

2012/12/27

カピバラ

目標を持って働くって素晴らしいことだなと思わされる一冊。働く女性の背中を押してくれるビタミンみたいなお話。白雪堂のイメージは、資生堂…よりは、カネボウかな笑

2016/06/09

kotetsupatapata

星★★★☆☆ 化粧品メーカーのマーケティング部に勤める新人女性のお仕事奮闘記。 200頁ほどの作品なので、帯に明記している新規プロジェクトの開発や企業買収の話しもかなり早い展開でストーリーは進み、正直来週には読んだ内容も忘れてしまいそうなあっさりしたストーリーでした。 それでも先輩社員の槙の言葉には頷ける点も多く、然したる疑問を持たずにただ日常の業務にあたっている我が身を恥じました😅

2022/07/29

らじこ

これはいい。面白かった。うさぎパン、ネバーラに次いで三作目なんだけど、以前の二作よりも好きだなあ。内容的には王道のお仕事小説で、オマケ程度に恋愛模様が挟まる感じ。でもそこが逆にスッキリしていて後味がいい。社会人としての仕事風景からは学ぶものも共感するものも多いし、後半の犯人探しは瀧羽さんの作品にしては意外な展開だったので、先が読めず素直に楽しめた。まさか瀧羽さんの作品で犯人探しとは。キャラがよかっただけになんだかハラハラしてしまった。キャラの考え方に綺麗事がなく現実思考だったのも好感が持ててよかったな。

2013/05/24

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