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楠の実が熟すまで

楠の実が熟すまで

楠の実が熟すまで

作家
諸田玲子
水口 理恵子
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2009-07-29
ISBN
9784048739641
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楠の実が熟すまで / 感想・レビュー

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さなごん

ドキドキしながら読んだ。ラストにホッとした。

2016/08/05

アルラ

上意の一言で、怜悧で美貌の持ち主利津の運命は大きく変わっていく。次々と起こる死闘の中、期限は刻々と迫る。重い使命と真実の愛に挟まれ、苦悩する利津。全体に地味な印象だが、読後感は爽やかさが残る秀作。09/10 読了

2011/04/03

むつぞー

美貌で利発な娘・利津が命じられた密命を果たすことができるのか? 暗殺者は誰なのか?そして嫁家でなぜが利津に隠される・義弟の右近とは? この辺りがサスペンス的な味を出して興味をそそります。 その一方で前妻との子である幼い千代丸から慕われて、また夫となった康昆へ惹かれていく心と役目との板ばさみになり苦悩する心情も切なく、このあたりもとてもよかったです

2009/09/03

ぺちゅにあ

現代小説に飽いて時代ものを読んだ。京言葉で話す主人公はとても愛らしい。が、隠密御用となった彼女に迫り来る秘密や殺しの展開に手に汗握った。最後に利津が幸いで救いがあった…。安堵した。

2012/10/08

更新停止しました。ありがとうございました。

女スパイとなったお嬢さんが潜入先で監視対象でもある敵ともいえる旦那様と恋におちて、と王道な展開の時代小説ですが展開が読める分安心して読めました。読後感もよくおもしろかったです。上意のひとことで人生を右から左へ動かされてしまう時代ゆえの理不尽な痛ましさは旦那様と出会う為とわかっているので相殺されます。

2011/06/11

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