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北帰行

北帰行

北帰行

作家
佐々木譲
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-01-29
ISBN
9784048739788
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北帰行 / 感想・レビュー

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B-Beat

◎結局この本が読メ登録300冊目の記念すべき一作となった。佐々木譲作品については「ベルリン飛行司令」を読んで以来、史実を巧みに織り交ぜた冒険アクション風テイストがお気に入りで、最近の刑事警察物もサクサクと読み易くついつい図書館にて手に取ってきたんだなあと振り返る。本作で17冊め。題名が「北帰行」といういかにも自分好みのテイストを感じさせたが、日本列島を東京から新潟さらに北海道、そしてサハリン・ロシアと縦断する逃避行劇を現在社会を舞台にスリリングに展開するのはやはり難しいかというのが正直な感想。

2014/02/22

よむよむ

佐々木ファンとしては・・・なんだかな~と思ってしまいました。ヤクザ屋さん話が苦手なせいもあるけれど、感情移入できる人物がいなかった。ラストの展開は十分読めたけど、あまりに唐突な感じがした。次回作に期待したい!

2010/07/18

RIN

フリーの旅行エージェントがロシアンマフィアと日本の暴力団の抗争に巻き込まれ…。ちょっと佐々木譲さんぽくない設定のハードボイルド。こういうのも描くんだ、と驚き。柴田哲孝さん『国境に降る雪』と似た雰囲気。ハードボイルドの王道的切なさ満載。 余談ながら、サハリンは一大コリアン・ロシアン・マフィアの拠点だとか。北方領土が戻ってきてもいろいろ大変そう。

2018/09/25

mazda

婢伝五稜郭に続いて2作目。どちらも追われる立場の人間が、逃げ続けながら戦う感じの作品。率直におもしろかったです。一気読みしてしまいました。佐々木さんの次の作品も積読にあるので、これから読むのが楽しみです。

2012/10/27

ゆみねこ

ヤクザとロシアンマフィアの抗争に巻き込まれ、家族まで犠牲にされたアテンダントの関口。東京、新潟、稚内と女ヒットマンターニャと共に行動するはめに。ヤクザがドンパチやるのは仕方ないけれど、関口の妹は気の毒過ぎる。最後は救いようのない幕切れで残念。ストーリーはさくさく読めて面白かったけれど。

2011/04/26

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