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ウィーン家族

ウィーン家族

ウィーン家族

作家
中島義道
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2009-12-01
ISBN
9784048740005
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ウィーン家族 / 感想・レビュー

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レイコ

妻はじめ 身内の愚痴に終始する一冊。書くことで己の鬱屈した魂を解放したいのか?その場合対象は誰でもいいってこと?悪口を小説に昇華させる訳でもなく、似たような出来事の羅列。読者としてはまさに通り魔に遭ってしまったような不快感。お互い嫌ならほっときゃいいのに、どっちもどっちな腐れ縁。

2019/06/16

ゆきらぱ

なかなか分かり合えない夫婦。夫のほうは妻の行動も気持ちも分析できているのに、共感はできない。実家の両親も仲が悪かったらしい。でも物凄く珍しい訳ではない。仲の悪い夫婦から生まれる子どもなんてザラだ。ただ、よりデリケートな子どもの場合深く深く傷つくだろう。主人公は傷ついた。そして共感能力が低いために恨みばかり残ったのかも。

2013/05/13

latik

どこまで実話でどこまでフィクションなのかしらん。 配偶者より子供よりまず自分を愛する、という人は結構いるのではないか。むしろ多数派?  「愛がなければ生きていけない」は、「そう思う」同士か、「そう思わない」同士で結婚しないと、この夫婦のように抜き差しならなくなりそう。

2013/03/13

aizi

読めば読むほど気分が悪くなってくる本。でも最後まで読んでしまった。

2010/09/08

paluko

なんというか、邪気小説。心の中が寒くなる。でも、よく読んでみるとこの家族ってすごく変わった人たちとか特別ジコチューってわけでもない気が。主人公は自己中心というより「自己中毒」だと思う。

2010/04/10

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