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リーンの翼 3

リーンの翼 3

リーンの翼 3

作家
富野由悠季
寺田克也
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-03-24
ISBN
9784048740166
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リーンの翼 3 / 感想・レビュー

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北白川にゃんこ

富野監督の戦争と人類論がひたすら続く!楽しそうだなあ。インテリはいつも過激な事しかやらない!やっとアニメ本編に繋がる。

2020/10/26

sibafu

バイストン・ウェルでの迫水の物語が終わり、現代日本でのエイサップの物語が始まる、と思っていたけどまだまだ迫水側の話も混ざっていたり。山口県岩国市を舞台に大学生たちが米軍基地に対してテロリズムを実行する、という中々ぶっ飛んだ話だったのだと思い知る。主にWW2の戦争史やミリタリーネタなどが飛び交い、青年テロリストたちの政治思想は偏り、片や本物の軍人たちが大規模なクーデターを仕掛けようとしているなど。アニメでは感じ取れなかった時代背景的なものが重苦しいほどテキストには詰め込まれている。

2016/01/31

姉勤

異世界で生体マシンが登場するSFファンタジーモノを読んでいると思ったら、いつの間にか歴史&政治&社会学書を読んでいた。旧原作とOVAを繋ぐものがたりは3巻の1/5ぐらいの量。興味の無いテーマではないので、サコミズの国つくりとリンクしながら理解できると言えば、そうでもあるが。

2012/10/06

Amarilli

期待していた内容と大分違っていた。どう違うかというと、1つは本書の半分以上を占めている戦後論を触れるシーンにある。大戦の当事者たちが楽屋裏(遠くヘリコンの地で)で語らう姿のなんと滑稽なことか。滑稽、そもそもOVA版のストーリーに繋げなければならないからそんなことになるんだ・・・大人たちはっ、て主人公のテンプレートのように考えるものの落ちが着かない。なにしろ2巻までの前半が戦士としての迫水、3巻からの後半が為政者として、とあるからして当然なのだが、架空戦記とか読んでみたいなぁ、ってそんな気持ちになれた。2

2011/07/01

薄荷飴

いよいよOVAのストーリーに突入。迫水ホウジョウが国を建国するまでの歩みがよくわかり、これを読んでからOVAを見るとまた違った角度から楽しめます。文章が富野節全開なのは言うまでもありませんね・・・w 軍事や政治の考察は丁寧ですが、いささかくどい気もしますが、それもまぁ、この方の味なのでしょうね。

2011/03/08

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