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お母さんの最後の一日

お母さんの最後の一日

お母さんの最後の一日

作家
北川悦吏子
出版社
角川書店
発売日
2010-08-01
ISBN
9784048740951
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お母さんの最後の一日 / 感想・レビュー

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azukin2

なんだかあっさりしてた。脚本家の北川さんのだと知り手にしたが…。以前にテレビドラマがあったのね。その脚本を小説にしたものだったとは知らず。自分に女きょうだいも娘もいないからちょっと感情移入出来なかったのかもしれない。三姉妹の母親(63歳)最後の日となる一日の情景。いつ逝ってもおかしくない凛子の病室に家族が集まるがなんともかしましい娘たち。展開がまさしくドラマで、目に見えるようだった。ちょっと残念。

2024/04/13

野のこ

時間も場所も選ばず、胸をえぐるような悲しみが不意打ちで襲ってくる。琴子が「お母さん…」って何度も呼ぶところ、最後の手紙では涙。父、三姉妹も素敵な家族。母の病室に通う「一輪の君」の鉢合わせ(桃子の辞書では蟻合わせ)であたふたしたり、聡子の10個下ミュージシャン兼アルバイトの彼氏に良く見えるように必死に誤魔化したり、ケンカしながらも最後は仲良く一緒に肉じゃがを作るところ(有村家はみりんじゃなくて砂糖)は微笑ましかったです。

2016/12/19

たらちゃん

こんな風に最後を迎えられたらなぁ。羨ましい。うちの祖母も父も賑やかに逝って、羨ましいと思っていました。自分の時、子どもたちと一緒にいられなくても感謝の気持ちは伝えられるように、近々手紙を書こう。

2016/10/02

ダグラスまま

脚本家、北川悦吏子さんの本。ビューティフルライフ、愛していると言ってくれ、オレンジデイズなどなど彼女の恋愛系作品はかなり好きです。が、これは系統が違うからか、そこまでジーンとくるシーンはなかったかなという感じです。娘の作る最後の肉じゃが、日記帳、内緒の恋人?なんかはとてもよかったんだけど。やっぱり北川悦吏子さんはラブストーリーに限る!

2013/05/13

chii

末期ガンで入院中の母凛子が亡くなる、その最後の1日を描いたお話。ちょっと何処かで読んだことのあるようなパターンのお話だったけれど、まぁ親が子を、子が親を思う気持ちには涙がでますなぁ~。

2010/12/22

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