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スリーピング★ブッダ

スリーピング★ブッダ

スリーピング★ブッダ

作家
早見和真
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-09-25
ISBN
9784048741088
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スリーピング★ブッダ / 感想・レビュー

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takaC

読み出しは面白かった。が、途中から何を読んでいるのかよくわからなくなってチグハグなまま最後まで行っちゃった感じ。文庫を持ってるけど再読しないかも。

2015/12/28

かいちゃん

お坊さんってみんな同じに見えて個性が見えない、と思っていたのですが、なかなかどうして個性だらけじゃん。カルト宗教になるのは解せなかったが、お坊さんでも人間くささがよかった。

2021/04/26

よこたん

表紙からしてちょっと不真面目不謹慎系の内容なのかと思ったら、主人公たちはそれぞれに立場は違えど、自分なりに迷い悩んで考えに考えてる。お寺に生まれた者そうでない者、約束された後継ぎとそうでない者、禅宗の厳しい雲水修行の場でも上下関係色々あって…どこへ行こうと人間関係は大変だ。突然の事故・病気・天災で失われた命と残された人達の苦しみに向き合い、僧侶として一体何が出来るのだろうか、答えを探し求めていく日々が続く。既存の宗教からカルトへの道は紙一重なのが怖かった。ここで涅槃仏は、何を思い何を見ているのだろうか。

2016/02/28

あいら

「どうすれば明日を生き延びるための力になるか、必死に考えるんだ。考えることをやめたら人間そこで終いだよ」と言う言葉に感銘を受けました。 とかく嫌な感じのイメージがつきまとう宗教ですが、タクシー運転手さんが言っていたような 「死んだ人間の供養だけじゃなく、生きている人間の支えにもなってやって欲しい。 家族制みたいなもんがすでにないんだとしたら人間何にすがればいいんだよ。そこは宗教とか神様とかの出番だろ」 と言う言葉には頷けたんですが、肝心の主人公達がまだ迷いの途中。 考え続けなければと言うところですかね。

2019/03/20

nanoko

予想してたのと違って真面目な話でした。前半は面白かったけど、後半部分は正直なところあまり・・・。広也の追い込まれていく様が痛ましく、と同時に腹立たしくも思えて、読んでいて不快にすら感じました。余談ですが、私は決して信心深くはないんですが、お坊さんの説法って好きなんですよ。それで救われたなんて事はないんですけどね(それほどの悩みも持った事も幸いないし:笑)。

2012/12/05

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