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グーグーだって猫である6

グーグーだって猫である6

グーグーだって猫である6

作家
大島弓子
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-09-23
ISBN
9784048742498
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グーグーだって猫である6 / 感想・レビュー

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SOHSA

《kindle》1〜6巻まで一気読み。大島弓子と猫たちのマンガエッセイ。30年以上前の学生時代から大島弓子作品の大ファンだった私としては、かねてからこのグーグーシリーズには懐疑的で、ひとり「あの頃のような大島弓子作品はもう生まれないのだなあ」などと嘆息していた。しかし、この年齢となり、やはり大島作品の全てをきちんと読んでおくべきと思い直し手にとった。結果、大島作品のエッセンスは作品の中にしっかり凝縮されていた。むしろ若い頃の作品とは違った自然でやわらかな魅力に溢れていた。やはり大島弓子は稀代の作家だった。

2018/12/22

ぶんこ

野良猫ちゃんを避妊去勢せずに、こねこが生まれると面倒をみる大島さん。これ以上読むのが辛くなり、途中でギブアップと思ったのですが、感想を拝見すると避妊去勢を始めたようなのと、最終巻とあって最後まで読了。野良猫ちゃんの妊娠はお母さん猫にとっては厳しい毎日に拍車がかかるし、生まれてくる子たちにも厳しい現実が待っています。酷なようですが、避妊去勢はしてあげて欲しい。ご近所のおしゃれ奥様の活躍には涙でした。立派です。たくさんの猫たちを優しく面倒みたグーグーちゃん。最期は大島さんの腕の中で迎えられたのが何よりでした。

2024/08/11

ぐうぐう

これは読者の勝手な思い込みなのだが、この手の漫画は終わらないものだと考えていたので、最終巻というのが信じられなかった。あまりのショックに、購入して数ヶ月、読む気にもなれなかったのだ。でも、いざ読んでみて、ラストエピソードに描かれた出来事があったのであれば、なるほど、完結にも頷ける。それにしても、連載から15年、共にグーグーを眺めてきた読者にとって、大島家の猫達は、とても他人ではなくなってきている。大島弓子の一喜一憂は、まさしく読者の一喜一憂だったのだ。

2012/01/23

nonicchi

タイトル通り、この作品はグーグーにはじまって、グーグーで終わるのですね…涙がとまりませんでした。大島家で唯一、お店で買って来た猫。どんなに新入りが増えても友好的で悠然としていて、あれだけ沢山の猫を一緒に飼えたのも、グーグーあってこそと思います。今は他の猫達がグーグーのしぐさを真似たり、そっくりな声で鳴くんだとか。慕われていたのですね。グーグーにありがとう、と大島先生と猫達がどうかつつがなく、楽しく暮らせますように。

2013/01/22

*asami*

どんどん増え続ける猫たち。庭に来る野良も合わせるともう訳がわからん!笑 きっとトラブルは絶えないだろうけど、大島さんの猫たちへの愛はひしひしと伝わる。命あるものいつかは来てしまう最期。「ここんちでよかったよ」と思ってもらえたなら最高に幸せ。

2015/03/14

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