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存在しなかった男

存在しなかった男

存在しなかった男

作家
大村友貴美
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-09-23
ISBN
9784048742542
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存在しなかった男 / 感想・レビュー

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きょん

ハネムーン帰りの飛行機から姿を消した夫津嶋は一体どこへ行ってしまったのか?彼の正体は?次々暴かれる嘘に翻弄される奈々。どんな真実が明かされるかと楽しみだったけれど、後半からの種明かしは意外性もなく想像の範疇で普通。ただ事件の背景に介護と貧困というどうにもならない理由があるのが切ない。

2018/03/31

ぶんこ

アラン・ドロンがチラチラ浮かんできて、「太陽がいっぱい」を下敷きにしてるのかなと。 奈々さんの言動にも突っ込みたい所が沢山あって、挙式のDVDにしろ、警察がちょっと調べればすぐ分かる事がウヤムヤに流れるのも、編集者がチェックいれないのかな?

2014/03/05

まど

大村さん初読み。岩手県出身の方なので、今回はトリックだけではなく事件の背景や被害者・加害者の気持ちを通して、苦しい環境にある人々に対して伝えたいメッセージがあったのではないかと思いました。

2011/12/02

あっちゃん

前半はハネムーン中に夫が消えてしまった女性の目線から!警察への不信や夫(入籍前だけど)の過去を調べる為に青森へ、など先が気になりグイグイ読ませる(笑)しかし、後半になり一人称が変わると、想像していた通りの内容で、ちょっと冗長な感じも!最後は特にどんでん返しも無く、そのまま終了!事件に至った事情は他人事では無いのが、ちょっと怖い( ̄▽ ̄)

2020/08/04

まさみ

ハネムーンから帰国した便から夫が消えた。行方を探す奈々は、次々と暴かれていく夫の嘘と数々の謎を追う。。。堪んないよなぁ、結婚相手が嘘だらけなんて。でも、人を羨んでも自分の道を人生を生きなきゃいけないよね。初読みの作家さん、よかった。

2018/03/20

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