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消失グラデーション

消失グラデーション

消失グラデーション

作家
長沢樹
青山裕企
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-09-27
ISBN
9784048742566
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消失グラデーション / 感想・レビュー

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遥かなる想い

第31回横溝正史ミステリ大賞・2012年このミス国内6位。 私立藤野学院高校バスケ部 を舞台にした青春ミステリ。 「僕」の視点が高校生の 揺れる心をうまく描写して くれている。 グループからの孤立が心を 壊していく様は今も昔も 変わらないのだろう。 女子バスケのエース網野緑は、どこに消えたのか? 一体何を隠しているのか?そして、親友だった柴田との 対立の裏にあった真実とは 何だったのか?二転三転しながら、事実が 明らかになっていく終盤は 騙されたという感覚を実感しながら楽しんでいる…そんなミステリだった。

2014/12/31

kishikan

長沢さん「面白い!」って一言で片付けたいところだけど、ウ〜ン、でもなぁ作り過ぎと言えばそれもそうだなって感じ。学園モノ、部活(バスケ)、ミステリ(謎解き)、友情、恋愛・・。読書好き若者が飛びつく材料てんこ盛りなんだけど。話の展開や事件の謎解きなど、すごく惹かれるんですよ。でもミステリとしての本質がね。一番キーになる「謎」、でもこれって登場人物は皆知ってる訳だよね。知らないのは僕達読者だけ。それを最後まで引っ張るのは何故?でもそうしないとラストの謎解きができないのかぁ。そこだけが引っかかるんだよなぁ。

2011/12/15

ダイ@2019.11.2~一時休止

樋口真由その1。映像向きな内容ではあるが、トリックが映像向きではない箇所があるので映像化は難しそうではあるが見てみたい。

2013/11/12

文庫フリーク@灯れ松明の火

探偵役・プチサディストのマユたんがいい味出してます。マユたんと消失の謎に惹かれ一気読み。校内の人目に付かぬ場所―背徳の死角―で不埒な屋外プレイに走るワトソン役《僕》の性格の変化が腑に落ちず、疑ったのですが、さらに別の死角を突かれるとは。納得できず二度読みしましたが人物造形と描写には、してやられた感有り。即、続編に繋がりそうなキャラ多いですね。面白いのですが・・・消失のトリックや都合の良すぎるヒカルやら、色々な意味で、有りですか、これは(苦笑)北村薫さんの言葉通り既読の方とあれこれ喋りたくなります。

2012/03/04

くりきんとん99

面白かった!というかビックリした!!後半に行けばいくほど、所々で感じていた違和感は、こういうことだったのかと納得。ラストは二転三転に軽く混乱。読み返したいけど、図書館に返さねば。

2012/01/04

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