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悲しがる君の瞳

悲しがる君の瞳

悲しがる君の瞳

作家
銀色夏生
出版社
KADOKAWA
発売日
1990-10-01
ISBN
9784048832694
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悲しがる君の瞳 / 感想・レビュー

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思春期の頃、宝物のように思えた。たくさんの言葉、溢れ出して止まらないような想い、それとは逆の冷めて素っ気無い想いだったり、ちょっと拗ねていたり。今読むと自分が書いたわけでもないのに確かに気恥ずかしくなる。でも、あの頃の自分もこの中にいるんだと思えてくるから、真っ向から否定などできない。10代の頃に感じていたさまざまなものを思い出せるのは、懐かしくて甘酸っぱくて、くすぐったい。それが僕には心地良かった。

2014/01/18

hikarunoir

27年前の今日、登校してきた彼女に、誕生日プレゼントとして手渡した詩集二冊は、彼女から離脱するために現れてくれたかけがえのないあの娘が教えてくれた、銀色夏生さんの「微笑みながら消えていく」と「悲しがる君の瞳」です。俺の感受性の母は、すぐに売っちまうか、捨てるかなんかしたんだろうな。

2017/11/08

あきぷぅ。

人と人との出会いは化学反応です。/反応して、輝く何かを生み出せる相手は本当にまれにしかいません。/もちろん人と自分は違うから、自分にとって素敵でなければならないし、/そういう人とはだれよりも自分らしい自分でつきあいたい。「恋人はラッキーボーイ」より抜粋

2010/01/24

Novi

おそらくきっと約30年ぶりの再読か。40代も後半になり、今更ながら10代の頃のほんの小さな思い出を振り返る。

2021/09/13

まこぴ〜

結局2人の関係は2人にしか分からないし、それをどちらも理解できているあるいは理解できていない時だけ、幸せに至るのだな、と思った。

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