一枚の絵葉書
一枚の絵葉書 / 感想・レビュー
春ドーナツ
どういう経緯だったか覚えていないのだけれど、沢野氏の個展が或る駅ビルの画廊でやっていることを知り、肩掛けカバンに本書をしのばせて電車に乗った。その日は画伯が来るという話だった。リトグラフの展示即売会だった。最初は小さな額縁に入った絵を買うつもりだったけれど、「出発の朝 2/20」という大きな絵を買った。急いで銀行のATMでお金をおろして舞い戻る。まだ売れてなかった。ホッとしたことはよく覚えている。今もベッドのヘッドボードの上にかけてある。本の見返しに、私の名前とイラスト(女性の横顔)、沢野氏の署名がある。
2023/09/09
you123
絵葉書の良いところは、書く人も受け取った人も負担にならないところ。 旅先から分厚い封筒の手紙をもらったら、何やら不吉な予感がして胸騒ぎがするもの。絵葉書には読み終わったら、それで終わりとあっさりしていて良いですね。
2012/11/15
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