KADOKAWA Group

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さびしいまる、くるしいまる。

さびしいまる、くるしいまる。

さびしいまる、くるしいまる。

作家
中村うさぎ
出版社
KADOKAWA
発売日
2002-11-01
ISBN
9784048837941
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さびしいまる、くるしいまる。 / 感想・レビュー

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almeida

ホストクラブがどういうところかわかりました。文庫版のあとがきに後日談が載っているそうなので、そちらも読みたいです。

2010/08/16

wdzm

ホストにハマり、そしてそれが恋愛感情に発展して、というような筋を追ったエッセイ。最終的に「自意識」の問題に帰結するあたり、氏らしくて読み応えがある。個人的には、最終的な結論に至るまでの、生々しい実体験を追う過程に惹きつけられた。氏の著作「愛と資本主義」を書くきっかけとなった体験とのことだけれど、この本もまさしく愛と資本主義。氏は浪費家として知られているけれど、でも氏の書く「身銭を切る瞬間」はただ豪快なだけではなく、生々しく痛々しい。

2008/11/05

金平糖

C+。

2018/03/28

ピン

同時に読んでいた「愛か、美貌か」では語られなかった、ホストクラブ通いの中での胸が苦しくなるほどの慟哭と非情なまでの自己分析に辛くて仕方なくなった。これは私だ。 勿論、私に中村さんほどの衝動は無い。ブランド買いもホストクラブも美容整形も、経験が無い。 それでもこれは、もう一人の私だった。そして、徹底的な自己分析の地獄の果てに新しい道が見えてくる。中村さんの書く物は、コンプレックスを持つ人間にどこか晴れやかな絶望と光を与える気がする。

2017/05/23

まゆ毛

共感に次ぐ共感でした。自分の世界に他者が存在しないが故に自己も存在しない、成程。この本大好き、岩井志麻子サンも大好き

2014/02/25

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