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銀色夏生自選詩集 丘をバラ色に染めながら

銀色夏生自選詩集 丘をバラ色に染めながら

銀色夏生自選詩集 丘をバラ色に染めながら

作家
銀色夏生
出版社
角川書店
発売日
2003-06-21
ISBN
9784048838375
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銀色夏生自選詩集 丘をバラ色に染めながら / 感想・レビュー

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まきこ.M

時々深夜に心が不安定になったり、胸がぎゅっとした気分になる時がある。寂しさのようなもどかしさのあるようなーでもそれを透明な繭玉の中に入るよに波打ち際で一人くるまっているようにして詩の響きとその周りの静かな余白に耳を傾ける。静かに。静かに。

2020/06/04

まきこ.M

久しぶりに詩に触れました。一頁の詩の部分以外の余白を大事にしている所が好きです。そこは、言葉以上のものを感じるための自由な空白なのかと思ってしまうのは自分だけでしょうか。そこには沈黙があり、雄大さがある。想像力の羽を存分に伸ばして羽ばたこうよ、とでも言うかのように。ー『言葉は心を伝えない。 言葉が心を伝えないことは 悲しいことではない。言葉が心を伝えてしまったら 困ることがたくさんでてくる。伝えられなかった心の中にこそ 最も大切な尊い何かがあるのではないか。 それがお互いを守るのでは、ないか。』p32

2014/08/17

kana

銀色夏生さんの詩に興味がある人にまず薦めたい、たくさんの詩集の中から作者自らが選んだものだけをのせた完成度の高い詩集です。読んだことのある詩も、前後の詩が変わるだけで、雰囲気が一変します。銀色夏生さんがこの詩集の中からこの詩をチョイスしたのかぁということもファンとしては楽しめる要素です。グサリとつきささるものもあれば、言葉の化学反応に胸が熱くなるようなものもありました。〈いつも笑うと決めたなら/最後まで笑いぬけ/簡単にひるがえる決心なら/心を失っていくばかりだ〉

2010/05/02

みなず

懐かしい〜!!身悶えするような恥ずかしい思い出や、目が腫れるほど泣きじゃくった夜など、私だけの甘酸っぱい記憶が再生された。

2015/08/01

椿

「恋する少女を力づける言葉」が好き。恋する少女を力づけるどんな言葉もありません、と言い切ってしまうところが。

2015/07/19

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