新人だった!
新人だった! / 感想・レビュー
ちばと~る
原田宗典先生の自伝。大学をダブってしまった宗典青年。夢は小説家だが、友人の助言でコピーライターを志す!バイトで採用されたコピーライター事務所での厳しい修行の日々。父親の借金地獄、恋人との別れ、新たな恋。コピーライターとしてやっと活躍できるようになった宗典青年は小説家になるため、文学賞応募を決意〜!!と涙あり笑いありで面白い!!80年代初頭の空気も味わえるイイ一冊。
2013/05/06
Koki Miyachi
学生から新人時代の青春時代を振り返る自伝的エッセイ。持ち前の自虐的なユーモア溢れる語り口で、楽しくグイグイ読ませてくれる。誰もが記憶にある若気の至りの時代。ほろ苦く楽しいエピソードの数々。自分もあの頃を思い出して気持ちがリセットされる、そんな効能があるのは間違いなし!
2013/11/10
Humbaba
人の縁というのは奇なものである.後になって振り返れば,あの何気ないことが,というようなことが,人生に大きく影響を与えていることもある.しかし,その当時はそれがそんな意味を持っているなど,知るはずもない.
2013/03/04
かい
「バッカヤロウ、俺が新人の頃はなあ~」という話は得てして聞き手をうんざりさせるものだが、原田さんに限ってはそんなことはないのだ。
2009/05/28
まき
大学最後の年にコピーライターになろうと決意し、縁があって事務所でアルバイトをすることになった原田さんの日常に起こった事件を描いている。モラトリアムで働くってよくわかってなかったり、いざ働き出したらなんでも一生懸命・謙虚に働いてだんだん腰が低くなってきて・・・と共感できる部分があったり。個人的にはとっても読みやすかった。本書の中のベンツ事件がおもしろかったな。
2012/12/27
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