ラブ アンド セックス
ラブ アンド セックス / 感想・レビュー
ふぅわん
【愛=あなたを受け入れていること】作品の言葉を取り上げ書いたエッセイ本。経験も含め真面目に論じてる。親の道徳が原因で苦しむ女。愛の深さ=行為の激しさという幻想、違うでしょ。映像という世界で学ぶ人が多いからか?。人を愛するという喜びを勘違いしてしまうこともありある性問題。性イメージを自身でどう捉えているかでいく通りにもなるセックス問題。深いなぁ。老年の性問題の話題は、納得。特定の職種、また自身の老年期のために若いうちに知るべき。男は「起承転結」表現の仕方が上手いね。大切にしたい人と語り合う大切な話ね。
2020/02/09
烟々羅
「劇場というパブリックな場所で大勢の観客と一緒に体験する、ということがセックスのタブーを最大限に引き出すということはあります」(『ものがたり降る夜』著者自身の戯曲と上演について語った章より) ということで。読書メータというパブリックな場所でこの本について語れば、やはり確実に何人かは眉をひそめるでしょう。もしかしたら、下手をしたら何人かは快哉を叫ぶかもしれませんが。 ここでは性とその周り、主に愛について取り上げられた18の映画や書籍が紹介されています。
2012/04/13
あーさー
鴻上尚史さんによる、「愛」や「性」を語り倒した一冊。映画やドラマ、マンガや演劇などから台詞やフレーズを引用し、それを起点に語っています。鴻上さんならではの“あけすけ”な感じがバシバシと刺さりました。
2023/10/12
ツキノ
小説、映画、演劇、マンガなどからセックスを扱った名作・名言を選りすぐり、紹介。どれも見たり読んだりしたくなる、紹介の方法がうまい。さすがです。
2009/07/06
Naho Sotome
セックスというものを、映画や演劇などを通して真っ正面から考える本。読み応え十分で、結構な名著だと思う。しかし印象に残ったのは、2000年代を「信じられるものは、思想でも宗教でも会社でも家庭でも国家でも恋人でもない。とりあえず信じられるものは『自分の実感する身体である』という時代です。」(117頁)と表現したこと。セックス関係ないけど(笑)、そう、こういう深い表現があるから、鴻上尚史好きなんです。
2015/08/06
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