鴻上尚史のごあいさつ: 1981-2004
鴻上尚史のごあいさつ: 1981-2004 / 感想・レビュー
山田太郎
意外と統一感があって、第三舞台の歴史がわかるし、思ったより面白かった。劇団員がおもったより少ないんで驚いた。しかし、この人の文章力って半端ない。
2012/06/02
Yoshinori Inagaki
ノスタルジーに浸った1冊。 僕が第三舞台を見てからもう20年なのだけれど、今でもあのころの「空気」を思い出させてくれた。 鴻上さんの思想は自分とは相容れないところもあるけれど、自分の人格形成に影響を与えてくれた人。 解散公演は仕事の関係で、名古屋でのクローズドサーキットで見た。
2021/10/24
aizum
再読。封印解除&解散公演に備えて読みたかったのですが、結局公演中の今読み終わりました。「正直な話、あまり素敵な物語など書きたくないと思っています。」という書き出しから始まる『電気羊はカーニバルの口笛を吹く』のごあいさつが好きです。
2011/12/08
mutou_tsusato
何年か前から読みたいと思いつつ後回しにしてきた本。図書館で借りる。高校生の頃、戯曲を何作か読んでいたため既読のものもあるが、あとがき的回想部分を面白く読めた。また、全部を通して読んで見えてくるものもあった。鴻上尚史という人の中核にある恋愛観は、今回読んでみて初めて気がついた。また何年か経ってから読みたい。
2011/02/22
harak
演劇に疎く基礎知識がないので、鴻上尚史が第三舞台の主催者だということすら知らなかった。NHKの英語の番組に出てた優しそうなおじさんが・・・。舞台がかかる度に観客に配られた「ごあいさつ」を集めた内容。純粋に第三舞台の知識が増えた。ゴドーを待ちながらを書いたベケットの背景について言及している個所があって、それが拾いものでした。
2009/10/14
感想・レビューをもっと見る