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ひとくちの甘能

ひとくちの甘能

ひとくちの甘能

作家
酒井順子
佐藤可士和
出版社
KADOKAWA
発売日
2006-04-26
ISBN
9784048839488
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ひとくちの甘能 / 感想・レビュー

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momogaga

図書館本。題名からちょっと淫靡さを感じたが、思った通りの内容だった。(まあ、女性向けですから微かに漂わす程度ですが)甘能と官能がシンクロしているところがいいですね。本中に34の甘味があげてあり、まだ経験していない、冷やし汁粉、粟ぜんざい、タルトタタンの3つを早速堪能します。

2016/09/04

コジ

★★★☆☆ お団子、エクレア、ソフトクリーム・・・。さらには上海、バンコクのスィーツ事情などの甘味エッセイ。ラインナップは魅力的。ただし肝心のエッセイで語られている所感に共感できるかと言われると…「微妙」と答えたくなる。それはなぜか、テーマになった甘味のカロリーを気にするのは普通だが、スィーツを通じて考える男性観や恋愛事情など、話が自分の興味のない方向に流れる場合が多々。共感しにくさの影響か、読了まで時間がかかってしまった。

2017/12/24

シルク

この本を読んで以来、色々な食べ物エッセイの類が好物になった。それまではそんな、読むジャンルではなかったのだけどね。食べものエッセイ。この1冊が、良かったのですよ~。マロンシャンテリーやらきんつばやら、ワッフルやらパフェやら。「結構もてる、大人のイイ女」な感じなのかな筆者は、と、読みながら思ったりした。そう感じさせる文章と内容。ただ読んだのが2年前で、ずっと感想放置してきたで、すっかりどんなだったか忘れた。そんな訳で再読、go! 感想はそちらで。

2016/11/17

バニラ風味

ミルフィーユから始まり、最後はタルトタタン。春夏秋冬、それぞれの季節に食べたスイーツの思い出が綴られている。どこの、なんていうお店か、という記述もあり、「ああ、あそこのね!」と思う場所が、いくつもあった。著者と一緒に、季節のスイーツの記憶をたどり、話に花を咲かせるのは、楽しいひとときだった。さらっと読める一冊だけど、(甘い物を食べたくなるので)甘味とお茶を傍らに置いて読むのが、おすすめです。

2014/09/22

らぴ

マンゴーの熟した香りを「死臭」などと表現するところがすごい! いや、わたしもそれに近い香りだと思っていたけれど(笑)。粒あんこしあん派の話などもおもしろく、和菓子が多く取り上げられているのもうれしい。甘いものが食べたくなる。

2010/12/02

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