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妖怪の理妖怪の檻 (怪BOOKS)

妖怪の理妖怪の檻 (怪BOOKS)

妖怪の理妖怪の檻 (怪BOOKS)

作家
京極夏彦
出版社
角川書店
発売日
2007-09-01
ISBN
9784048839846
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妖怪の理妖怪の檻 (怪BOOKS) / 感想・レビュー

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優希

妖怪についての評論といったところでしょうか。詳しく妖怪について語っています。所々難しいところもありましたが、理路整然とした妖怪論は読みやすく、面白かったです。妖怪についてここまで考察した本はなかなかないのではないかと思います。妖怪に興味があるので、また時間をおいて再読したいですね。

2017/07/12

紅はこべ

現在世間一般で使われている妖怪という言葉が何を指すのか、それが具体的に意味するものを、江戸時代から始めて文献学的に検証する。結論から言っちゃうと、妖怪の概念の生成に最も影響があったのは水木しげる大先生ということ。京極さんの水木先生へのリスペクトは半端じゃない。ひょっとして柳田國男大先生よりも尊敬してる?文章はわかりやすく書こうとして、かえってまだるっこしくなった感がある。本職の研究者ではないという意識のせいか、「これは〜を本職の批判するものではない」という表現がやたら目についた。

2011/02/06

Yuri

大論文!と言っても過言ではないかと。妖怪の『全て』が記されていると思います。妖怪という言葉そのものの成り立ち、妖怪を妖怪たらしめる背景。めっちゃ勉強になりました。

2020/06/04

りょうけん

実に読み辛い本です。 まるで教科書です。 しかもその昔尤も苦手とした科目「古典」の教科書の様な。 読み始めるとすぐに眠くなります。 読んでも意味がとれないといつしか意識は跳んでしまって落ちています。 でわなぜ読むのでしょう。 それは我が趣味は能動的読書だからです。 なにも面白いから楽しいから読むだけが「読書」でわないのです。 こんな感想ではそのうち「落ちる」でしょう。 でも、本当はもの凄く為になるいわば「学術書」です。 もちろん強い意志の力による能動的読書しか歯が立ちませんのでご注意を。 誠にすまぬ。

2016/02/29

みっちゃん

ごく真面目?に妖怪について論じた本。初めは硬い内容が続いて理解が難しかったが「妖怪のなりたちについて」から俄然面白くなった。妖怪は見た目がすべて。水木先生は偉大なり。

2015/02/07

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