死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事
死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事 / 感想・レビュー
tomomo
図書館本 松原タニシさんが事故物件に住みはじめたのが2012年 それ以前の2008年に発刊させているこちらの作品 タニシさんの作品で事故物件ってメジャーになったけど、それ以前にも事故物件の片付けをされていた方は勿論いた訳で… それはもぅ、想像したくない壮絶な仕事場 他にも、世間的には普通に仕事をしているであろう人の貯まり溜まったゴミのお話 お片付けやベランダの鳩の巣窟のお話 これを読むときちんと丁寧に生きていこうと思うのみ!!
2022/09/17
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
遺品整理やゴミ屋敷を経営する著者の実際にあった遺品整理などの話。初っ端から孤独死した方についたうじ虫の話があったり、感染症の危険の高い大変な仕事だと感じました。死臭は私も何度も嗅いだことがありますが、確かに数時間で体に染み付いてしまう。友人の親が孤独死し、その後の処理が大変だった話を思い出しました。これからの動向を見ると孤独死も増えると思う。セントワークスのような良識ある業者がこれから必要になってくるかもしれない。
2015/10/16
ゆき
うーん・・・・腐乱死体があってうじがわいている部屋にはゴキブリもネズミもいないと書いてあって、驚いた。そこには違う生態系があるんですね。
2016/02/03
フクミミ
これから今よりもさらに独居老人が増え、彼らの仕事が増えて行く事は容易に 想像できる。 ゴミ屋敷の片づけは依頼人自身に問題がありそうな人が多い。 遺体が発見されるまで時間が経った部屋の後始末の話は生々しく、反食欲的なので、食前食後は読む事を控えたい。 仕事であればどんな状況でも慣れるというのがスゴイ、プロフェッショナルである。
2014/03/17
しゅしゅ
題名通り、そういった訳ありの物件のお掃除をはじめ、ごく普通の遺品整理や、ゴミ屋敷の片付けなど、手広く商売をされている経営者による実録集でした。どんな内容の依頼であっても淡々とこなすプロ集団ではあるものの、その目線は驚くほど温かい。自分と家族の今後について少し考えてしまった。
2015/02/27
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