見仏記 ゴールデンガイド篇
見仏記 ゴールデンガイド篇 / 感想・レビュー
K
あー見たい仏像がどんどん増えていくー。
2018/04/05
九鳥
図書館本。私の中から、普段眠っているはずの「奈良行きたいお化け」が出てきて大変なことになった。長谷寺は悔いが残る地なのでまた必ず行く。醍醐寺は春に行ったけど宝物館をスルーしてしまったので、これを読んでから行けばよかった。会津でのいとうさん(東京)とみうらさん(京都)の立ち方の違いが興味深い。福島の惠隆寺、和歌山の道成寺にもいつか行きたい。
2009/07/29
ミナコ@灯れ松明の火
誰もが行くメジャーな「ゴールデン」なお寺へ行こうというコンセプトはいつの間にかどこへやら。いつものふたりの、いつもの見仏記でした。観光色の濃いお寺も決して悪くはないけれど、観光地として芸術として見られる仏よりも地元の人たちの生活に密着してふとした瞬間に祈られ続けてきた仏の方、が物凄く光放って見える時があると思う。やはり仏は、祈られてこそ。相変わらずの珍道中ではあるけれど、地元の人たちや仏像に対する敬意に欠けることはなく、好感と安心感を持って独特のテンションの文章を読むことができた。ああ見仏旅に出たい!!!
2011/11/14
ひさしぶり
禁断ものに手を付けてしまった感?目次寺院33うち17拝観済。和歌山全滅。行ってないんだと認識する。木津川周辺の寺院に「神童寺」がないやん!白いお不動さんとか行者像とか ฅ( •ω• ฅ) 加筆するなら醍醐寺の仏像棟は特別拝観で入れるなら間近で観れる絶好のチャンス。清水寺の奥の院の秘仏は縁がなかったけど、随求堂の222年ぶり大随求菩薩坐像は厨子も含めて眼福にあずかれた。
2019/07/07
三平
見仏記シリーズを読むと、仏像に対する色々な楽しみ方を毎回教えてもらえる。 著者二人組は普通より斜め上な鑑賞の仕方をしているけど、根底に仏像愛があるから全然不快なものと感じられない。 寺に通われている地元の方のような信仰としての好き、美術品としての好き、キャラクター(個人的にはチーム渡海文殊推しです。)として好き、表情が好きetc……と様々なたくさんの「好き」が仏像には向けられており、「好き」を浴び続けることでまたオーラが増してくるように感じられた。この本を読むとそれがすごく伝わってくる。
2019/12/06
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