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さみしさサヨナラ会議

さみしさサヨナラ会議

さみしさサヨナラ会議

作家
小池龍之介
宮崎哲弥
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-06-30
ISBN
9784048850889
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さみしさサヨナラ会議 / 感想・レビュー

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まど

自分の人生のハンドルを握って自分の人生を操作しているつもりでも、ハンドルと車の両輪のギアは連動していない。それを知って自意識を過剰にせず、意のままにならないことを受容し、事実だけを受け止めていくことで毎日がずいぶん楽になるだろう。私の足りない頭ではいつも「宇宙は意識そのものでできている」と聞くとうそ臭く感じながらも興味津々なんだけど、宮崎さんの記述を読むと「ホントなのかな?」と気になってくる。私の目の前の世界や毎日は本物なのだろうか。

2012/02/06

りえこ

最近、ぐだぐだと自分の様々な矛盾する感情や、愛されたいと思っていたり、さみしいと思ったり、何を求めているんだろうと考えていたので、ふむふむそういうことかもと思いながら読みました。煩悩だなぁ。

2015/04/18

白い駄洒落王

人は刺激を求めるもの。そこを何とかすることがポイントのようだ。

2014/01/23

白義

ソフトな題名からは想像がつかないが、かなりの部分が恋愛とセックスの話で、それも結構生々しい部分まで踏み込んでのもの。一見仏教を背景にした対談にはふさわしくなさそうだがこれが的確な話題選びで「一緒にいるのに満たされない、自分の孤独を感じてしまう」という寂しさを欲望、執着の例としてその構造を合理的に捉え、それを対象化していこうとする理知性が全編を支配している。現代の寂しさと愛の課題、愛しすぎず愛から離れ、孤独を受容する「瞑想」の実践と、話題は生々しいが見事に仏教的な悟りへの道を説いていて表面の明快さ以上に深い

2017/11/04

re;

私にとっては腑に落ちる表現が多く自己啓発本としてかなり優秀。『足りない何かを手に入れたら幸せになれるのではという感覚から解放されるべき。何故ならそれは手にいれた瞬間のほんの一瞬の快楽の後、更なる快楽を欲する欲望を誘発するに過ぎない感覚だから』これ『スタンフォード自分を変える教室』にも書いてあった。欲望に際限はなく、その欲望こそが人間の進化の歴史。ならばただ『己の心は己の思い通りに動いてないなぁ。という事をひらすら心に認知する』人生を俯瞰する力が大事なのかも。欲望まみれの恋する気持ちは手放しがたいけどなw

2017/06/09

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