ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー2 (電撃文庫)
ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー2 (電撃文庫) / 感想・レビュー
仲本テンカ
主人公とヒロイン。皿次と陽月のキズナが更に深まった、第2巻。バトルものとしての面白さはほどほどに、ふたりのくりだす「共鳴」という名の「色恋」スキル。そんな、青春フィールドに引きずりこまれて、私の頬筋はゆるみっぱなしでしたよ。ただ、でも、結局、おいしいところはぜ~んぶアイツにもってかれるんですよね。「オトナ」ってズルいな~。って、いやいや、そんな私も十分に「オトナ」してますけどね…。
2012/08/26
風見鶏
一巻に続いてとてもおもしろかった。ラノベにしては些か教訓的。そこは好みが分かれそうなところ。珍しく続巻を早く読みたい気にさせてくれるシリーズだけど、前半の伏線をばらまいていく一連の構成が少し冗長に感じたり、展開の一部が一巻と被っていたような気がしたことは頭の片隅に残った。ネタバレだから詳しくは話さないことにしておこうと思う。なにはともあれ三巻から本格的なスタートじゃないのかな。ようやくプロとして始動するわけだし、あの終わり方だとこれから物語が動いていくみたいだし。早く三巻が読みたい。これからにも期待。
2012/07/14
タカユキ
<独自解釈>は受け入れられない設定だわ。カードごとに決められた能力を選んで戦う異能バトルなんだったら、限られた手札を組み合わせてどう相手の裏をかくか、というのが面白いポイントなんだと思うんだ。こんな設定つけたら後付けご都合何でもござれじゃないかい?どうもこの著者とは好みが合わないっぽいなー。
2012/05/24
Mono
テレからか未だに素直になれないふたりの関係がみてて微笑ましい。 同じことで悩んでいたり、試合外でも共鳴してるかのようなところとか、いい感じ。 皿次の幼馴染のティアが押しかけてきても、あっさりと受けいれた陽月。 ティアに危機があったと聞いたときも本気で心配していたし、いい子すぎる。これがメインヒロインの力なのか。 バトルは1巻よりコンビネーションが活かされていて良かった。「独自解釈」という技術も加わり、今後はより駆け引きが重要になりそう。
2012/05/19
ころん
プロデビュー戦が決まった陽月と皿次。きな臭い噂が絶えない対戦相手のペアを警戒しつつも、強くなるための修行を続けるふたりのもとに、皿次が地下貧民街にいた頃の知り合いである“詐欺師の少女”がやってくる。今回は嘘がテーマ。新キャラのティアや対戦相手の寄辺兄妹、クラスメイト達も一筋縄ではいかないキャラばかりで面白かった。<<独自解釈>>はちょっとチートすぎる気もするけど、相手の裏をかくという意味では頭脳戦が熱い。素直になれない陽月と皿次は相変わらずで、ふたりのやりとりを見てるだけで割とお腹いっぱいです。
2012/05/13
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