クロクロクロック 1/6 (電撃文庫)
クロクロクロック 1/6 (電撃文庫) / 感想・レビュー
黒瀬
スーツの大きさが合ってない殺し屋、大学六年生のダメ人間、陶芸家、一般高校生、聡明な小学生、ロリコン探偵。六丁の拳銃を巡って六者六様の若者たちの運命が転がり始める。みーまー8巻のような群像劇は相変わらず常識人と変人の差が激しく、そのギャップが面白い。やっぱり太郎くんと木曽川が好きだなぁ。この頃の入間先生は三人称視点での文体が箇条書きのようで単調だが、これはこれで読みやすいかも。終盤で登場人物が一堂に会する盛り上がりが最後まで続くかどうか。
2021/04/04
寂しがり屋の狼さん
小学6年生の女の子から殺し屋まで…名古屋を舞台に6丁の拳銃を巡る6人の物語。それぞれ、登場人物のお話しが同一時間軸、リアルタイム クロックで綴られるので、前半は手間取りましたが慣れればリアルな感じがして面白いです(*^.^*)次巻は物語の二日目になるのかな?続きが楽しみです(’-’*)♪
2020/09/20
Yobata
拳銃の売人は、今日販売した六丁の中の一丁がモデルガンである事に気づき、探偵・花咲太郎に回収を依頼する。この件に関わっているのは、女陶芸家暗殺の依頼を受けた殺し屋・黒田雪路,ダメ人間の大学六年生・岩谷カナ,片想いの相手を追いかけてる高校生・首藤祐貴,嫌いな人ランキング六位を殺そうとしてる小学生・時本美鈴,年齢不祥な弟子と個展会場に向かう陶芸家・緑川円子,そしてモデルガンの回収を依頼されたロリコン探偵・花咲太郎の六人。六丁の拳銃を巡り、六本の運命が絡み合う六人が描く超群像劇。これは…すごいw6人もの物語が→
2012/08/10
きなー
拳銃を軸として6人の人物の視点で織り成される群像劇。TVゲーム「街」を彷彿とさせる一癖も二癖もある登場人物たちの運命の連鎖が読んでいて非常にワクワクさせられました。著者の過去の他作品を読んだことがある人には物語の根幹とは関係なくも、所々で懐かしくなれると思います。全六巻予定とのことでこの先どのように登場人物の物語が交差していくか楽しみです。
2012/08/15
の
ファンサービス盛り盛りでとても楽しめました。だけどこれ「探偵・花咲太郎は閃かない」読んでない人はトウキとか木曽川とかの描写がピンとこないだろうなぁ、とそこは少し気になりました。まぁ、なにはともあれ話自体はすごく面白かったので二巻に期待です。
2019/04/24
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