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ノーブルチルドレンの愛情 (メディアワークス文庫 あ 3-9)

ノーブルチルドレンの愛情 (メディアワークス文庫 あ 3-9)

ノーブルチルドレンの愛情 (メディアワークス文庫 あ 3-9)

作家
綾崎隼
出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2012-08-25
ISBN
9784048868075
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ノーブルチルドレンの愛情 (メディアワークス文庫 あ 3-9) / 感想・レビュー

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た〜

緑葉の性格から彼女がやろうとしていることは頭首になることが運命づけられた時点で予想はついたけれど・・・いや〜、緑葉すげー。そこまで現代のロミオとジュリエットに徹しますか。それから麗羅の「明日、手始めに米原吐季を殺してやるよ」には痺れた。ただ物語とは直接関係ないけど民法が変わったという件だけは不満

2012/09/25

夢道場

完結編、高校時代からまさか20年近くの時間経過するとは、しかも主役の一人緑葉が後半300ページ位まで全然出てこなくひたすら吐季の苦悩の日々が続く、どうゆう結末になるかが気になって後半は一気読み。

2014/11/08

dr2006

「これが緑葉の愛情なんだ。」とても良かった!結局、このシリーズ4巻通しで一気読み。特に起承転結の「結」であるこの最終巻は、不可逆的に展開した様々な思いや事象が丁寧に回収され、見事に結ばれている。シリーズの一気読みは初めてだったが、ストーリーや登場人物の心の動きを忘れずに読めるという利点があるし、壮大な作品の結末の秀麗さをより深く感じられると思った。作者のあとがきによれば、このシリーズは助言により再構成されたとあり、リンクする花鳥風月シリーズを読み直したいと思った。スピンオフ短編集「追想」も是非読みたい。

2018/06/28

美羽と花雲のハナシ

舞原家と千桜家の因縁。麗羅の復讐の果て。歩夢の秘められた想い。緑葉から告げられた別離。残された吐季が抱える虚無。抗えぬ血によって、悲劇の連鎖によって、二人の恋が。長い長い孤独。その孤独から生まれた無数の苦しみと痛みは吐季を堕落させ光のない暗闇に突き落とす。季節は絶え間なく巡り、周りは絶え間なく変化する。時間に、人に、世界に忘れ去られた時。「吐季。あたしと結婚しなさい」自分の抱えた絶望は一体何だったのか。その笑顔と自信に溢れた顔に救われてゆく。ジュリエットより千倍強い彼女は、祝福と希望と愛情の込めた接吻を、

2013/05/08

Yobata

歩夢の犯いを知った緑葉の選択とは、吐季との別れだった。いつかは戻ってくるだろうと心の淵に思うも次々に突きつけられる別れの意思。その絶望の日々に舞原本家からもさらなる仕打ちが来て…。吐季の「残酷」だったの日々に、麗羅の「告別」が,歩夢の「断罪」が,そして緑葉の「愛情」が与えた吐季の未来とは…?ノーブルチルドレン最終章。壮大な愛と感動の物語だったね。誰もが優しく互いを想っていたものの血の因縁により運命を捻じ曲げられ悲嘆にくれるものの諍い続け勝ち取った先の未来はハッピーエンドで本当良かった。空港で別れてからの→

2015/05/21

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