たったひとつの、ねがい。 (メディアワークス文庫)
たったひとつの、ねがい。 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
食べ物の恨みは怖ろしい、という一冊です。大切な、大事に大事にしていた物を手に入れる直前で奪われた男の復讐劇。寝る前に読んでて、まずったなぁと思いながら読み終わって、その晩に見た夢が「焼き鳥の串を装填したクロスボウを持った猟奇殺人犯(変装している)に追いかけられたので、よけながら警察を呼ぶが警察が捕まらなくて、立ち向かう事にした』と言う大変スリリングな夢を見て、とても寝覚めが悪かった。ちなみに私は、好きな物は最後までとっとく。そして取っておいた癖に食べるのを忘れて後からじたばたあーうー言っている事が多いです
2013/05/19
やも
可愛い表紙も叙述トリックやん。こんな話だなんて想像せんって…。カレーもしっかり伏線やん。ある1行から世界が変わるこの感覚。不意打ちクリティカルヒットの連続にこっちは瀕死寸前。ゴンにやられたゲンスルーみたいに。ライナーに告げられたエレンみたいに。読む人選びそうだけどインパクト大💥絶対にネタバレしたくない系なので、レビューはこれにて御免!
2024/01/13
マコポン
タイトルと表紙で選んでしまった。まさかこんなにグロ描写が多いとは・・・。前に読んだ作品とは違いすぎる。よく確認してから今後は買うことにしよう。うん。
2016/03/06
machi☺︎︎゛
表紙の可愛さと裏表紙のあらすじに騙されたってかんじ。ってゆかもともとそれが狙いか⁇わからないけど、とりあえず、、、気持ちが悪かった‼️ 描写が大規模すぎて頭で想像できる範囲を超えてた。
2018/09/25
さばかん
プロローグ詐欺じゃないかこれは。まぁ騙された状態で読んでいる分には、面白い復讐モノだったんだけど、エピローグでのオチが全てを台無しにしてる感が否めない。P105に、「復讐は、原点に立ち返るためにあるのだ。」「マイナスからゼロへ向かうためにするべき行いであり、――。」とある。これには激しく同意する。復讐とは何かを生み出すためではなく、過去を清算するための行為なのだ。何者かによってマイナスにされた己の人生を、ゼロに戻すのだ。そしてそれからまたプラスになるように生きればいい。実際に上手くいくかどうかは別にして。
2012/12/06
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