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楽聖少女3 (電撃文庫)

楽聖少女3 (電撃文庫)

楽聖少女3 (電撃文庫)

作家
杉井光
岸田メル
出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2013-02-09
ISBN
9784048913751
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楽聖少女3 (電撃文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

神様は才能のある者が好き。だから乗り越えられるだけ試練を与えようとする。悪魔は可愛想なものが好き。だから可愛想なものを見るともっと可愛想にしてしまいたくなる。ならばベートーヴェンが傑作を生み出すためには、音楽は、神様は、悪魔は、どれだけ犠牲を支払えと、彼女に言うのだろう。どれだけ犠牲を支払ったら、彼女は至高へと辿り着けるのだろう。徐々に現れ始める体の異変。それでも体の中渦巻いた情熱の行方。満たされた杯、零れ落ちる様に変わる世界軸。何者でもなくなった二人が、共に生きていく世界に幸多からん事を。アウフヘーベン

2014/01/12

Yobata

ルゥは初オペラ「フィデリオ」公演に失敗してしまう。落ち込んでいたルゥにプロイセンの王女から再びオペラの依頼が。それに喜びオペラの楽譜の書き直しを始めるが、ルゥの身体に異変が…。その異変の原因を探っていたユキは、ハイリゲンシュタットで本当のベートーヴェン,ルートヴィヒの秘密を知る。そして不安を抱えたまま、ルゥとユキはカールと共にプロイセンに行くが、そこでフランス軍の攻撃と「悪魔」ポリーヌ・ボナパルトの襲撃に遭い、さらにルゥの身体も悪化する…。ユキはルゥの身体を守ることができるのか?→

2013/02/09

ソラ

今回はルゥがメイン。杉井光の作品はいつもラストは涙腺崩壊の危機になるなー

2013/02/11

有子

おもしろい!どこかで見たようなやり取りがある反面、戦争やルゥの記憶のことなどゾクゾクするところも。ルゥは本物の音楽家なんだと思った。このまま終わることなく続いて欲しいような、ルゥが可愛いうちに終わって欲しいような…

2013/02/16

コリ

史実通りベートーベン、つまりルドヴィカの耳が聞こえなくなり始め彼女の過去や正体を巡る一冊。冒頭はルゥに余計な事を吹き込むメフィにユキがツッコミを入れるといういつもの平和なやり取り。だがユキが両親の名前を思い出せなくなったりルゥが体調を崩したりと雲行きは段々怪しくなり、シリアスな展開が多かった。グイグイ読める面白さは相変わらずだなぁ。芸術家も音楽家も格闘家も、みんな生き方が熱すぎるよ!(笑)まさか1話から伏線があったとは…。それでも解明されてない謎がまだまだあり、今後の展開からますます目が離せない。

2013/05/04

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