本当はこんな歌
本当はこんな歌 / 感想・レビュー
林 一歩
洋楽の歌詞の意味を理解せずに聴くのは、個人的には「無し」だと思う。まあ、個々の聴き方なので否定はしないけど。その昔出席した結婚式で、入場時のBGMにS・ワンダーの「パートタイムラヴァー」を使った阿保夫婦がいて、数年後に旦那の浮気が原因で離婚したと聞き爆笑してしまった。そんなことを思い出させてくれた良書です。
2016/03/13
miyu
ネイティブではない私はロックを聴いていてモドカシイ気持ちになることがよくある。もともと理解してないから歌詞が全然聞き取れなかったり、聞き取れても隠された裏の意味まで解らなかったりするから。有りがちな流行りの言い回しやスラングに至っては、お手上げ以外のなにものでもない。この本に収録されているのは既に名のある有名な曲ばかりで、内容に関しても特に目新しくはないかも。大好きなパールジャムやR.E.M.の曲は私も中身の意味を知っていた。それでもロック好きにはオススメ。ラストのトーキングヘッズがかなり嬉しかった。
2014/08/09
TSUBASA
洋楽ではキャッチーな曲でも訳してみると意外なことを歌っていることがある。そんな内容の面白い洋楽を解説する本。選曲がアトランダムな感じがしたけど、聴いたことのない曲も多かったので興味が湧いた。“I fought the law”は知ってたけどまさかの勝利者が変わったバージョンが有るのは知らなかったなぁ。歌詞がわからないと言って敬遠する人も多いけど、本当に面白いことを歌っていることがたくさんあるのでもっと洋楽聴く人が増えて欲しいなと常々思っております。
2017/04/23
mintia
洋楽の歌詞を知らずに楽しんでいたけれど、時々小林克也さんの解説を聞いてから聴くと一段と深く感じることがあった。この本を読んで表面的な訳詞ではなくネイティブと同様レベルで歌詞を理解したくなった。
2022/05/28
Shimaneko
ある程度年季の入った洋楽好きには、さほど目新しい解釈もなく、主にノスタルジックな気分であっちゅー間に読了。KTタンストールのあの曲がパティ・スミスにインスパイアされたもんだったってのは知らなかったな。詞の解釈って当然ネイティブでも意見割れるくらいだから、翻訳となると余計難しいよね。
2014/08/14
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