ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン (電撃文庫)
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ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン (電撃文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
はい、10月です。10月と言えばブギーポップのシーズン、という事で最新巻です。今回は懐かしい人達が勢ぞろいで、初期の女子高生の間でだけ密やかに交わされる噂『ブギーポップって一体何?』に原点回帰した作品でした。しばらくぶりにブギーポップ自身が登場し、藤花、末真、霧間誠一、早乙女先輩、竹原くん。そして水乃星透子。早乙女先輩達のちょっと艶っぽい描写にドキドキして読んでた頃のメンバーが勢ぞろい。炎の魔女が出てこなかったのが残念。ただ懐かしい。あの頃藤花という名前はすごく斬新だった。でも、時代は変わった。それだけ。
2013/10/20
眠る山猫屋
再読。水乃星透子の物語の、その先の残骸。誰もが忘れていく世界改変の記憶。巡り会った三人の少女たちが(既に)巻き込まれていた〝忘却〟という名の罠。最大の宿敵との戦いを敢えて描かずにきたブギーポップシリーズ。片鱗を語る事から事態を推察させるこの手口、ある意味凄い。凄いが知りたいぞ(笑)そしてクラスに二人くらいは統和機構の合成人間がいるのか~?
2019/07/27
exsoy
ビートのちょっと前かな。やっぱり末間が鍵を握ってるね。
2014/01/19
神太郎
再読。今思えば各章の扉に仮称ブギーポップというレポートが載っかってるのだがそれを書いたのが別シリーズのミミさんってのが面白い。ブギーポップとはなんぞや?水乃星透子とブギーポップの水と油だけどどこか通じてる感が凄く奇妙なんですよね。新刻さんの察する能力とか今読むと笑ってしまう。合成人間も振り回されるのはキライなのかとか、シュバルツお前この後…とか過去作や他シリーズとのリンクもあるので上遠野浩平さん、よく繋げられるなぁと。上遠野サーガの広がりはどこまで行くのやら…。
2022/05/14
シュエパイ
偽物の思いと、偽者のブギーポップたちの迷い道。錆び付いた思い出や記憶を抱えたままさ迷っていた世界の敵は、死神に持っていかれましたよ、っと。そー言えば確かに、なんで女の子たちだけの噂なんだろうって、今更ながらに首を捻ったり。今までのお話しを、もう一度ひっくり返し直していくような、なぜか懐かしいような、不思議な感じがしました
2013/09/20
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