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女の子が完全なる恋愛にときめかない3つの理由 (電撃文庫)

女の子が完全なる恋愛にときめかない3つの理由 (電撃文庫)

女の子が完全なる恋愛にときめかない3つの理由 (電撃文庫)

作家
土橋真二郎
白身魚
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2016-07-09
ISBN
9784048921862
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女の子が完全なる恋愛にときめかない3つの理由 (電撃文庫) / 感想・レビュー

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まりも

男女の恋愛感情を利用する学校を舞台にした心理ゲーム物語。恋愛と言うキラキラしたものの裏側に潜む、様々な思惑を描いた作品なだけに、かなりパンチが効いていますね。作者お得意の心理ゲーム要素は薄いけど、階級制のある学校で起きる女子たちのドロドロ陰謀劇の数々は、恋だ愛だのを甘いだけのモノと考えている人達の理想をぶっ壊す破壊力に溢れていて、愛とは何ぞやという事を考えさせられた。エピローグも良かったけど、それ以上に自販機ちゃんが印象的だったなぁ。出来たら上下巻構成とかで読みたかった。次回作も期待してます。

2016/07/10

佐治駿河

土橋先生らしい一冊です。主軸は「恋愛=ゲーム」です。個人的にはそれなりに面白かった作品ですが、他に感想を書かている方ほど惹かれることはありませんでした。やっぱり何かしらのゲームや思考実験を題材としたゲームが主軸となる作品の方が私は好きです。ただし、あくまで好みの問題なので今後同様の「恋愛=ゲーム」テーマの作品が出版されても土橋先生の作品ならきっと読むと思います。それぐらい土橋先生の作品は好きです。どれかの作品がアニメ化にならないかなと常々思っています。

2024/05/30

わたー

★★★★☆土橋さんの新作は恋愛をテーマにした作品。主人公が学内の禁忌を犯しかけたことで、仲間たちから裏切られ、全てを失ったことから始まる物語。これまでの作品に比べ、ゲーム性こそやや薄いものの、ゲーム理論をモチーフにしていることは変わりなくてよかった。また、女子のリアルな生態やエグ味の強い心理描写が秀逸だった。恋愛を食い物にする組織、エリートと外部という格付けなど、物語を彩る設定も、それらに拍車をかけていて非常によかった。ただ、主人公を救うためとはいえ、自販機ちゃんが消えてしまったことだけが残念でならない。

2016/07/09

シータ

いつもの土橋さんでした。舞台である学校が近未来的で何か奇妙というかちょっと不思議な場所や閉鎖的な環境作るの相変わらずうまいなと思いました。学校のルールで恋愛が生徒会によって管理されていて、その中で主人公である神崎が物語の中で恋愛に対しての考え方が変わっていくの過程がとても面白かったです。アンドロイドの話は段々ホラーっぽくなってきたが最後切なかったです。最終的に夕凪とハッピーエンドになれて良かった。あとベイスターズの下りは笑ったw

2016/11/16

ツバサ

女の社会怖すぎる…… それに比べたら自販機の方が女の子らしいよ。自販機萌えー。

2016/07/15

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